社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

社長より

●06年4月1日号

古池や蛙飛びこむ水の音 (ふるいけやかわずとびこむみずのおと) 芭蕉

この句の季語は「蛙」で、季節が春なんですね。1686年、陰暦で貞亨3年閏3月。
日本には四季という大きな自然の恵みがあり、そのことが、俳句を生み、育ててきたのでしょう。季語の大切さは 季節という自然の大きな営みの中に小さな自分が参加しているという喜びと言われています。

本年は35年目の節目の年、そして新しい節目を創る年。
ありがとうございます。

節目とは、歴史を振り返り未来につなげるという意味で大切なものなのでしょう。本年、あるいは満35周年の次年までの期間で、なにか楽しい催しを企りたいものですね。
このような誕生して何年という節目とは別に、1年の間にも季節という節目があります。また正月や立春・節分、ひなまつり、花まつり、端午・七夕・重陽の節句など多くの節を先人は私たちに与えています。そんな節目を大切に思い、また仕事にも表現したいものです。

冒頭の季語のように、季節という大自然の営みに私たちも参加していきたいものです。日本人の素晴らしさは感性豊かな「情」であり、それを「形」にすることのようです。(国家の品格)
カップで紅茶を飲む西欧食文化に対して日本の茶道が形づくられているように、季節取り込んだ「情」を「形」にする素晴らしい文化を持っています。
食文化に携わる私どもも「季節」を「形」に表現したいものですね。売り場に料理に、ネーミングやPOPに・・・。

新しい節目を。
今月末に、画期的な1頁を開きます。JR一宮駅構内にOSOZAI+CAF?美濃味匠が誕生します。健康・健脳を目指し、身土不二の食材のお惣菜はもちろんですが、揖斐茶をその場で挽いた抹茶やオーガニック豆のコーヒーなどのドリンクが揃う日本初の新業態です。50坪の大型店への挑戦です。これを1号として3店舗の準備にかかっています。店舗数は増やさずにスクラップ&ビルドで、時代に適合、進化して行きたいものです。

「ありがとうございます・挨拶」、「手洗いの徹底」「予約特注の積極行動」
よろしくお願いします。