社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

社長より

●06年3月1日号

草の戸も住替る代ぞひなの家(くさのとも すみかわるよぞ ひなのいえ)

芭蕉が立ち退いた後の芭蕉庵は、女の子のいる家族が移り住んだようだ。

草の戸も住替る代ぞひなの家(くさのとも すみかわるよぞ ひなのいえ)

行基が吉野山で詠んだ「山鳥のほろほろと鳴く声聞けば父かとぞ思ふ母かとぞ思ふ」(玉葉和歌集)をふまえた句、芭蕉自身の両親への追慕かもしれない。

ありがとうございます。
3月のごあいさつの中で「草の戸・・」の句は、もう何回も紹介させていただいています。(そのため、今月はもう1句、親への感謝の句を掲げておきました)
それは、私にとり弥生とひなは切り離せない季節催事「ひなまつり」を感じているからです。わが子の幸せを願い、飲食する団欒イベントは、当社が役立ちたいとする「家庭パーティー」イメージと重なりますね。
(そう言えば、みんなの1年の無病息災願う節分恵方巻は150億円市場になったようです。当社の本年実績からみると0.27%シェアに当たります。来年は3%狙いたいね)

前置きが長くなりました。当社は今年2月より35年目にはいっております。大激変の中、何とかここに至ったことに、ご一緒に仕事していただいている皆さんを始めとして、まわりのお客様、取引先様、地域の方々のお陰と心より感謝する次第です。
考えてみれば、苦しいこと、困ったこと、それら障壁の連続だったように思いますが、根本にいつも
1.ありがとうございます。2.うれしい。3.幸せ・シアワセ。4.楽しい。5.大好き!
言い続けてきたのが良かったのだろうと思えます。
そこで当たり前のことですが、お客様にもそんな気分で接するのがいいのではと思う次第です。ある人がこんな表現をしています。
“お客様は幸せになりたくて、あるいは楽しい気分になりたくてショッピングに来ています。決して、「安いものを買うこと」そのものは買い物の本来の目的ではなくあくまで手段なのです。販促や接客のシーンでは、ともすれば「こんなに沢山ありますよ」とか「こんなに安いですよ」という言葉ばかりを使ってしまいがちですが、少し意識して「大好き・うれしい・幸せ・ありがとう・楽しい」を盛り込んでみてはいかがでしょうか?”

そうですね。ありがとうございます挨拶を基本にして、POPやパンフレットあるいは、接客に活かしたいものです。
・ 2006年総合パンフレットが出来ました。特注予約に使ってください(近々HPへも)
・ 新業態「CAFE美濃味匠」の準備を進めています。希望者、参加下さい。
・ 3月は「ひなまつり」「鯖の日」「決算感謝」セールを成功させよう。