社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

社長より

●05年11月1日号

秋深き隣は何をする人ぞ

元禄7年芭蕉、辞世句 「旅に病で 夢は枯野を かけ廻る」の前の句。

ありがとうございます。
はや 霜月。
メルサの芭蕉むすび・美濃味匠・OSOZAi-YA美濃味匠、旧タマコシの木曽川・祖父江・高富、名鉄パレの上飯田・太田・神宮・熱田、滝の水など12〜13のお店の閉鎖や退店がありました。実に2割にあたるお店が無くなったわけです。
幸いセントレアやアピタ数店、名鉄百貨店などほぼ同数の新店が出来ました。
社会変化の動きは、ますますスピードをあげています。自店の周りには全国チェーンのコンビニや有名なお惣菜企業や居酒屋さんなど業種の壁を乗り越えてお客様争奪戦が繰り広げられています。ますます激しくなっていくのでしょう。

その中でいかに存在意義を確立できるのか、当社も問われています。ホームページに社長の思いというメッセージも書きました。売上額を志向するのではなく、付加価値を追求してゆきたいものです。付加価値とは仕入れた食材の価格に、当社の知恵や技術が加わり、その価値をお客様が認めていただいた額となります。当社メンバーの能力・努力が評価された大きさなのです。

どんな食材を幾らで仕入れ、どんな調理技術でどんな献立・料理をつくり、いかに出来たてをおいしく 美しく召し上がっていただくのか、そのためにいかに心地よい笑顔の挨拶や接客あるいはご予約いただくのか、その後もいかにフォロウして固定顧客になっていただくのかがキーなのでしょう。そこに料理やお店の物語やデザイン、健康度や安全性さらには地球環境への考慮も必要、それらを乗り越えた時、付加価値と共に、売上もきっと実現するのでしょう。

課題は山のようにあります。せめて、「笑顔のありがとうございます」から徹底をはかりたい。本年中に達成したい最大のテーマです。それがきっちり出来れば、年末のクリスマスやおせち料理それに正月料理のご予約などに、きっと大きな結果がでるはずです。

アピタ美濃加茂の大きな売上伸張の原因はDSさん等が予約販売に大きく協力されていることのようです。ありがたいことです。ぜひ全店、「笑顔のありがとうございます」を徹底いただき、結果としてみんなが「今日もニコニコ」実現をお願いします。

PS 週刊ダイヤモンド10月22日号特集で「つきあいたい銀行」地元預金者が支持する第1位に大垣共立銀行が選ばれました。土屋 嶢頭取はその本をお父様の仏前に供えたよと仰っていました。嬉しいですよね。羨ましいですね。ポイントの最大はカウンターでの接客、デリカスイトも身近なお手本あるんあだから、「買いたいお惣菜屋」ダントツ第1位に挑戦しましょう。