社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

社長より

●05年4月1日号

かげろふの我が肩に立つ紙子かな

春の訪れを知らないで何時までも「防寒着・紙子」を着ていたら、なんと自分の肩に陽炎が立っている。ようやくこれを脱ぎ捨てることのできる春がきた。さあ、「春立てる霞の空に白河の関を越え」る旅に出発するのだ。
陰暦元禄2年2月7日。『奥の細道』出発直前の奮い立つような季節感がにじんでくる句。大垣の木因門下の俳人とう山(とうざん)が泊まっている宿で開かれた曾良・此筋等を交えた七吟歌仙での発句。

「美濃身土不二・全員予約受注」
ありがとうございます。
フジテレビを巡るホリエモンの大騒ぎ、大半の国民はホリエモン派のようです。資本主義の基盤の株式マーケットですから違法でない手法ならお金で何でも手に入れてもOKは当然なのでしょう。でも何か空しさを感じています。報道企業の原点は「どんな情報を発信して社会をよくするのか、その為に何をどう発信するのか」であり、それが存在価値なのでしょう。インターネットは違います。受信者で判断して下さい、正しい情報は勿論、自殺の方法や犯罪の手口まであらゆる情報を氾濫発信しています。
今回の騒動、フジTVをどんな意義ある会社にするのかより儲かるのかどうか、マネーゲームなのです。19日の新聞ではあのトイザラスでさえ米国内での行き詰まりが伝えられています。もっと大きなウォルマートとの戦いに敗れたからです。資本主義下での小売業では最も低価格の店だけしか生き残れない仕組みです。その米国大資本が日本を攻めてくる恐れからイオンさんが対抗してヨーカドーさんが、そして地域ではバローさん等が大量出店しています。最後は数社(理論的には一社のみ)になってしまうのがグローバルスタンダード(米国標準)です。
その世界一の売上目指した競争の前では、地方の中小企業は大変です。タマコシさん崩壊も北陸ユースさんがバローさんに買収されたのも、マンモスの店なくなったのもヤナゲンさん苦戦も良く判りますね。全国の地方都市中心街がシャッター通りになっているのも同一です。

そこで私はグローバルスタンダードでは無く、ローカルスタンダードを目指そうと提唱しています。地域のよさ、中小企業の持つ特性をつまり足元をもう一度見直し、良さを発掘、徹底的に磨きを掛けて行こうと思うのです。
循環型社会(持続可能な社会)をめざして、工業社会から情報社会への移行期が今です。標準化・規格化された最安値のものが最もよきものという社会から世界の中で数は限られるが、個々人にとり、最も有益と感じ(感性)特徴あるものがいいものなのだ、という世界に進んでいくように思います。
当社では一昨年から大資本と競争するのではない、売上や規模、品揃えを競うので美濃身土不二を追求しています。セントレアの麺には揖斐茶を練りこみ、蒲鉾に換え大垣の生麩を使い、丼容器には全国最多生産の一升枡と地元産のセロハン紙を使っています。大垣の水で炊いた十二穀米や養老地鶏・新鮮安心卵です。ヨーカドーさんもイオンさんも、この美濃の地の良さを知りませんし学ぼうともしません。その地に住み生活する人が一番よく知っています。ならば一番よく知っている足元長所を伸ばして(NO.1より)オンリーワンを達成すれば大資本の規格品と競わなくても、個別のお客様から納得され、満足いただければきっと「キラリ輝ける」はずです。

あとは一人ひとりのお客様にいかに満足いただけるかがキーなのでしょう。それを正しく受け止めるためにも、あなたの周りの縁ある方から、ぜひ予約注文戴いて下さい。不満も忠告して戴けますし、褒めてもいただけます。その声を大切に、次の予約料理に活かしどんどん素敵な料理に磨きを掛ける、そんなデリカスイト仲間にしてゆきたいものです。

e-健康膳@HMRは糖尿病など食事に困っている方をITを使ってサポートして行こうとしています(NHK様からも取材の話がきています)。