社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

社長より

●04年10月1日号

蛤のふたみに別れ行秋ぞ

伊勢湾名産「蛤」が伊勢二見の枕言葉、地名の二見と蛤の蓋と身を掛け、「み」は「見る」意味も含む。「行く」は「わかれ行く」「行く秋」の掛詞にも。陰暦9月6日(陽暦10月18日)伊勢の遷宮拝もうと大垣の親しい人々に別れる離別の寂しさを蛤の蓋と身の別れにたとえた。
奥の細道の旅立ちの章「行く春や 鳥啼き魚の 目に泪」句に応じ「月日は百代の過客にして行き交う年も又旅人也」の心情が伝わる。

「仕事ってなーに第2弾」
ありがとうございます。10月10日から大垣市中心街で「芭蕉元禄回廊」イベントが始まります。中西京子の紙人形・芭蕉俳句館・芭蕉元禄座などに大垣城・守屋多々志美術館・郷土資料館・芭蕉記念館15のミュージアムが楽しめ、お店には大暖簾や芭蕉俳句のぼりなど元禄時代にタイムスリップ、勿論芭蕉水御膳 昼餉が味わっていただけます。旧本社ビル1階では「芭蕉水御膳 昼餉」お召し上がり頂ける「美濃味匠・味どころ」も10月よりOPENします。お誘いあわせの上お越し下さい。
この機に芭蕉元禄の町づくりと歩調あわせ、ブランドづくりも進めていきたいものです。

デリカスイトは「ありがとうございます経営が基本」です。
その実現のため「健康 健脳をテーマとしたおいしさを求め、5つの誓いを立て「メンバーがキラリ輝こう」実現を願いとしています。その為に、出来立ておいしさを提供してお客様からご満足を頂かねばなりません。つまり「お金を払っていただき」その金額の多寡で満足を競うゲーム(感覚)を仕事としています。
売上を上げねば社会での存在意義のない会社になってしまいます。それに、料理を廃棄することは、今大問題の「地球環境を害する」ことになってしまいます。

おいしさセンターも配送業務も、総務ももちろん店厨房調理も販売も、全てが売上が増え、廃棄を無くすことに繋がってこそ、初めて「仕事が出来た」と言えるのです。
弁当をこの時間に「10個作ったから私の仕事が出来た」「この計算表を完成したので仕事が完璧」等の考えは全く間違いです。全てが「お客様がお金を払って買って頂いた」その一点に向け効果あった時「仕事」なのです。

お店では調理した全てを「売り切る」努力にもっともっとエネルギーを集中せねばなりません。売上金額がお客様の満足なのです。商品を廃棄していては仕事でなくて、地球環境への罪悪なのです。
間接部門の方々も含めデリカスイトのメンバーはぜひデリカスイトの料理を味わい(割引制度あり)、もっと満足するための提案もしましょう。知人にデリカスイトの料理を説明して「お買い上げのお願い」をしましょう。こんな全メンバーの積み上げが「全員が願っているキラリ輝く」ことに繋がるのです。

さあ本来の仕事「お金払い満足=売上」増大に向け 全員のご協力をお願いします。