●04年7月1日号
閑さや 岩にしみ入 蝉の声(しづかさや いわにしみいる せみのこえ) 立石寺
五月雨をあつめて早し最上川(さみだれを あつめてはやし もがみがわ)
ありがとうございます。
近ごろ「美濃郷土力・美濃身土不二」を説いています。
地域の自然・地理・歴史・環境・風土・産物・教育等の総力を結集して良い方にが「郷土力」、その全国モデルにしようという美濃版が「美濃郷土力」という言葉です。
デリカスイト・美濃味匠・スイテック・キラリ等の特色を生かすためには、地域の持つ長所と一緒に進めて行くのが正しいようです。
「美濃身土不二」はその「食文化」版、気がつけば「この西美濃ってすごーい地だったのですよ」・・福井に接する西濃の北端から10数キロで若狭の海、愛知三重に接する南端から同じく伊勢の海、その間に濃尾平野や木曽三川の揖斐川が流れ、伊吹山麓の山々という太平洋と日本海に連なる唯一の地理を持っています。その上、地下水のおいしさや古来からの文化、東西の結節地でもあり、まさに要の地なのです。
「おいしい13.5度の地下水を初め、そこから採れた食材を大切に、心をこめて料理する、そんな誇りとやすらぎの食文化を発信して、身体も頭脳も健やかになるよう役立ちたい」そんな「美濃身土不二」実現を「生き甲斐」にしたいものです。
船井幸雄さんの言葉ですが「君の誇りと勇気、そして命を懸けるものそれは君の近く(周辺)にしか存在しないのも事実である。人が命を懸ける対象は、実はそんなに遠くにあるものではなくて、少なくともこの10年を振り返り歩いてきた人生の道の中に、きっとそれが見つかる筈だ」と言われています。
まさに与えられた「食」の仕事から大きな意義を見出して「生き甲斐」にしてゆきましょう。
幸い「身土不二」に元禄や芭蕉、健脳という物語まで集まってきました。それが「美濃郷土力」に繋がっていくはず。
そんな夢実現の手法としてPDCA(企画・実行・チェック・対応)のサイクルを確かなものにしてゆきましょう。
「ありがとうございます挨拶」「毎時間の手洗い徹底」「ほうれんそう」が基本ルールであり(それを守れる人だけで・・実行できぬ人は、仲間として認めない社風から「決まり」に移します)、その上に「思いや考える癖づけ」を持ち、進めていきましょう。喜ばれれば必ず「キラリ人生」が掴めるはずです。
6月下旬に桃花台アピタ、ハローフーズ滝の水がOPEN、岐阜県「ソフトピアジャパン共同研究・e-健康膳@hmr System」事業やセントレア中部国際空港←セントレア(CentralとAirport)出店の2大プロジェクトも進んでいます。
キラリ輝きに向け、あなたの「前向きに・考えて・素早く・行動」に期待します。