社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

Founderより

令和4年 7月1日 まごこみゅ
50年を振り返る第6回。2011年〜2015の激動、出会いに感謝、導かれつつ又一歩。  歴史から学ぼう。

ありがとうございます。
今日で満80歳。週2回の650回スクワットで健康です。
2011年からの5年間は地域の商工観光や中心市街地(郭町東西街区)、岐阜県栄養士会、そして日本惣菜協会会長としてお役立ちの期間でした。
商工会議所・交流産業特別委員会委員長として姫路で日本観光連盟産業観光銀賞、高知で日本商工会議所きらり観光銀賞を受賞、春秋2回の水の都おおがき川下り立ち上げに協力できました。
2012年、日本惣菜協会会長就任にあたり「@世界に広げようSOUZAI、A地域惣菜にこだわろう、B健康に役立とう」を呼びかけスタート。
その年に自身が惣菜管理士1級に挑戦して合格、丁度資格制度20周年記念式典も開催、尖閣諸島の反日デモで騒然とする中、記念事業として恐る恐る中国視察旅行を挙行したことが思い出されます。
デリカアドバイザー制度もスタート(2013)、「中食2025」刊行(2014)、特筆すべきは2015年には念願の外国人技能実習制度「そう菜製造業」が認められました。
その対策として2014年ベトナム・マレーシア、2015年にはベトナム・ミャンマーの実習学校を視察。
2015年にはミラノ「食の万博」の協賛団体として公式視察、入場のために長蛇の列を横目に待ち時間なく公式入館できました。
2010年に引き受けた水了軒事業も歩み始めました。
2019年まで10年間は駅構内に店舗がなく、駅では買えない「駅弁」の苦難の期間でした。
まずは、旅行各社とのお取引と梅田のデパ地下への出店、次いで甲子園球場や新歌舞伎座の売店、なだ万のOEM事業、2015年にはライトハウスさんからのOEMと売上先開拓を迫られました。
岐阜・三重で宅配123事業に失敗、やはり自社で地域食材を調理する!利点が生かせない事業は無理だと悟りました。
ウオフク鮮魚からの撤退、静岡・尾西・四日市・安城・福井Aコープ2店も退店の苦しい時代でした。
更に2014年消費税8%引き上げ対応に転嫁に失敗で大赤字、思いきった売価改定と構造改革に挑みました。
「美濃和膳のだし巻きたまご」の開発と大きな投資、レジ・プリンターのクラウド化導入、そして究極の「おいしい水でおいしいごはん」炊飯センター建設とさらに大きな投資を行いました。
でも「だし巻きたまご」と「ごはん」の強い武器ができました。そしてJR名古屋駅の移転で好立地にOPENの幸運もあり乗り切ることが出來ました。
現在もまさに苦難の時、あの時と酷似の状況です。
 コロナ禍の情勢は「withコロナ」に移ってきたのかな?V字回復をと意気込むその前に今度はロシアのウクライナ侵攻。円安も重なり、食材・資材の大高騰の大波が押し寄せています。
 これを乗り切るためには、「売価改定と構造改革」値上げはやむを得ないでしょう。
多少の販売数量の減少は覚悟して、作業時間を削減、思いきった無駄カットに挑みましょう。
さらに、より大きな満足をいただくために、健康志向を高めたいものです。
価格高騰の砂糖から思いきって「低糖質」に代替することや、烏骨鶏スープを全品種に使うなど挑んでゆきましょう。
  すべて、デリカスイトグループの仲間が「いつもニコニコ、今日もニコニコ」であるために!