数年前から、レクサス的な商品やサービスを創ろう!の結果が2021年おせち料理に花開きました。
皆さんの努力のおかげで、おせち料理予約が早々と完売、それも5万円のおせちから予約が埋まる、嬉しいですね。
今年は創業60年、2022年は会社設立50周年を迎えます。
水了軒:明治21年(1888年)133年、ひら井(吉照庵):明治6年(1873年)148年、蔦茂:大正2年(1913年)108年、それに槌谷は宝暦5年(1755年)266年。
老舗のグルメグループとなりました。
歴史と伝統を受け継ぎ磨かれてきたお弁当、お料理、十割蕎麦、そしてお菓子、ありがたいご縁が結ばれました。
各社の強みのブラッシュアップを進め、コラボをすることで、
突然変異的な革新の芽も出てくるでしょう。
新型コロナウイルスの収束は、まだ見通せませんがワクチンに期待せずにいられません。
東京オリンピックに間に合うことを念じています。
しかし、コロナ前には絶対戻らない。
【京都大学名誉教授の佐伯啓思教授はコロナ前まで、?グローバリズム ?情報化 ?大都市化 ?科学技術の進化等を進めれば経済成長を成し遂げ、人間は幸福になれる!と走ってきた。
異次元の超金融緩和を進めてきた結果も、成長は達成していない。
コロナでグローバリズムの弱点が露呈、情報化への夢?これも政府はじめ情報が氾濫して(米国大統領選挙にみられるように)どれも信頼できない。
東京や大阪、その他大都市の陽性者多発で大都市の弱点が露わになった。
AI・IT・ロボット・自動運転車・ドローンなどの科学技術も本当に人間を幸せにするのだろうか?実は、経済成長は限界なんだ!と。格差が広がるばかりだ。
人口減少社会・グローバル化・構造改革・アウトソーシング・能力給等を進めてきたが、
需要は増えない。
今、若者の欲求も、車・服・新聞・TVへの興味は消え、ケータイと低価格のモノに向かい、
消費市場は伸びない。
今まで、外へ外へと広がることが、豊かになると信じてきた。
今でも宇宙へ広げようとしている!それがほんとに豊かになるのか?AIが人間の能力を越える、遺伝子操作、よいことなの?成長の限界だろう!
エルンスト・F・シューマッハ(独1911-1977)は、「よい成長と悪い成長」論で、「適正規模」を指摘。
顔と顔、自然の中の人間、地域コミュニケーションなど確かな五感を伴い、地に着いた成長こそ求められる】
コロナで、今一度原点に戻らねば。ふと、思います。地域内再投資力に共通点!
そうかも知れません。
一つの会社で100億売り上げるより、5つの会社で100億円を。
この10年、デリカスイトの売上は66億円から84億円のレンジで増減しています。
誇らしい仲間が集まりました。
最適規模を100億円と定め、働く仲間がいきいきできるグループがよさそうです。
労働生産性を高める=働くことこそ会社の生産性もあがり、皆が幸せになる。
目指したいですね。
例えば、美濃味匠の店に、つちやの塩大福やおはぎ(ぼたもちの名が好き)、どら焼きなどのデイリーなお菓子コーナーがある。
その売場の上ボードには、「みずのいろ」「フロマージュテリーヌ」「ショコラテリーヌ」など(三越伊勢丹や高島屋売り場に並ぶような高規格お菓子)の写真とQRコードが掲示され、お客様はスマホで撮影しネット予約、翌日には届く。
お弁当売り場にもQRコード付きの写真、ひら井や蔦茂の5,000円、1万円の料理写真が掲示され、お客様はスマホで予約・購入される。
リアルとネットのお買い物スタイルになるだろう。
今、ほしいリーズナブル食品は、リアル売場で、月一の楽しみは計画的にネットでと!
夢を実現しよう。
「あたまに からだに こころに おいしい」五感に響く消費は伸びる。
「安心・おいしさ・値打ち・楽しさ・新鮮さ」の5つを誓い、
「お客様・取引先様・まわりのみんな・仕事が出来る・今日も健康」に感謝、「五誓」「五謝」を高めていこう。