社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

Founderより

令和2年12月1日 まごこみゅ
コロナを乗り越え、令和3年を労働生産性の高い、明るい年に。

ありがとうございます。
4月に全国非常事態宣言発令され、売場の大半が休店すると言う緊急事態、そんな本年でした。
特にあの時槌谷では、原材料や賞味期限に迫った商品も多く、平和堂鶴見の槌谷売場で半額販売をすることに決定、その広報に深夜ですがSNSで拡散をお願いしたところ、朝一番から驚くほどのお客様にお越し頂けSNS時代を肌で感じたものです。
とにかく、生き残ろう!とまずは、代表取締役(私と社長)は無給に、取締役の皆さんも大幅減額、社員やDSの皆様にも出勤停止・抑制のご無理をお願いしご協力を頂きました。
心より感謝いたします。
【仕事ができるありがとう。今日も健康ありがとう】社是の的確性や【安心、それは手洗いの徹底と周りの整理・清掃から】の重要性を改めて再認識しました。
この一年、昨年11月に開店したばかりの「ひら井名古屋」を断腸の思いで退店、その他8店を閉店、しかし7月には名鉄μPLAT大曽根に「OSOZAi KiTCHEN mino misho」と新業態の「十割蕎麦美濃味匠」をオープンしました。
料亭では、鰻重や天丼、懐石料理のテイクアウトもスタート。
ネット販売のシステムも動き始めました。
“ごちクル”では、「ひら井」「蔦茂」の弁当が売上順の上位です。
タクシー会社とコラボしての料理配達や阪急交通社とコラボのGOTOトラベル事業のバスツアー(名古屋駅−久屋大通パーク散策−料亭蔦茂で昼食−蒲郡オレンジパーク−ラグーナテンボスのイルミネーションで7,900円)も始まりました。
おせち料理にはこれらが生きてくるのではと思います。
売上は全体で、80%ほどまで戻ってきましたが第三波も懸念されます。
今の売上水準を想定して、食材と作業時間を押さえてください。
ロスの完全ゼロに向かい、このレベルでの黒字化を果たしましょう。
来年の夏以降にはワクチン配布も、オリンピック・パラリンピックも開催、観光需要も盛り上がるはず。
水了軒では、京都の有名料亭数店とコラボして老舗料亭の弁当を調理納入しています。
【ひら井・吉照庵、蔦茂】で、ブランド力と技が高まります。
名古屋駅美濃味匠の名物!烏骨鶏卵のだし巻きに品質アップもしました。
近々、烏骨鶏スープ入りのわらび餅、まるごと烏骨鶏卵のだし巻き(冷凍で全国宅配可能に)発売に向かっています。
更に、265年歴史のつちや製菓技に磨きをかけ、新スイーツも続々登場します。
来秋には生の富裕柿「天下富舞」(86万円の初値)等にも幅を広げ、「カキ・栗」のつちやイメージを強化します。
今の夢は、デリカスイトグループが「お母さんの味!」から脱皮して、「お母さんの心」と「料亭専門職の技」企業へと体質とイメージを高めたいものです。
十割蕎麦の単独店。鰻専門店(飲食とテイクアウト)、健康を願って砂糖を押さえた料理やスイーツ、例えば烏骨鶏卵食材を半分ほど使った台湾カステラの実演店舗。
烏骨鶏卵と烏骨鶏スープ料理も広めたい。
来年、労働生産性向上に結び付く自働化や単純事務作業のRPA(ロボット化)移行、クラウド化(給与明細の紙を無くす)等への投資を進めます。
ほんとうに持続可能で筋肉質の会社づくりを目指したいものです。
【ありがとうございますの笑顔】が弾み、【いつもニコニコ、今日もニコニコ】があふれるような年に向かおう。
緩めないでね。手洗い・マスク・三密を。
デリカスイトグループからはコロナ感染者を出さないように!
さあ、年末・年始の最大商戦!おせちの予約獲得もよろしく。