ありがとうございます。
思いもしない新型コロナウイルスの危機です。
売上激減(一部には100%超えの店も)の危機状況です。
しかし騒いで狼狽えていても乗り越えられない。
この世に起こることは、全て「必要・必然・ベスト」と受け入れねばなりません。
この先、いつ終息するのか予測不能です。
数か月か、1年先か?短期の解決はないでしょう。
まずは、新型コロナウイルスに感染しないように、毎朝出勤前の検温記録と徹底的な手洗いです。
その上で、売上低下でも赤字にならないような食材、人件費、それに経費の抑制にご協力をお願いします。
生き残り、幸福人生を得るため、多くの皆様にご迷惑をお掛けするかもしれません。
しかし、朝のこない夜はない。
過去のスペイン風邪やインフルエンザ、BSEなども乗り越えてきた人類の歴史です。
いつかは終息するはず。その時まで何とか我慢しましょう。
すべての皆さんのご協力を戴き乗り切りたいものです。
奈良のフルックスグループ黒田社長からメールで教えられました。
松下幸之助氏の心に響く言葉より…【困難が大きいからこそ 生きがいがある】
これまでの歴史の中で、困難な時代というのは幾度もあったろう。
しかし、ある意味では今日ほど、むずかしい、たいへんな時代はないのではなかろうか。
大国といわず小国といわず、先進国といわず新興国といわず、ほとんどの国が、いろいろなかたちで政情不安に悩まされている。
しかも、昔であればそういうことも一つの地域、一つの国という狭い範囲にとどまりえたが、現在では、あらゆることが瞬時にして世界のすみずみにまで伝わり、それが影響しあって、お互いの不安を高め、動揺を大きくする。
まことにかつてない非常時であり、動乱期だといってよいであろう。
だから、今日に生きるわれわれは、文字どおり一寸先は闇とでもいう状態である。
平穏無事の世の中なら、安心してそれぞれの仕事に専心し、自分の畑だけを耕していればそれでいい。
ところが、社会の姿がこのように流動し、変転きわまりなくては、せっかくの自分の働きなり努力も十分な成果を生みえないかもしれないし、その成果すらも一瞬にして無に帰しかねない。
考えてみれば、実に頼りないというか心もとない気がする。
こういう状況では、だれしも不安を感じ、動揺するのは一面当然すぎるほど当然である。
だが、しかし、ここで考え方を変えてみたい。
“こんな時代に生まれあわせたことはまことに幸せではないか”と。
困難であり、不安定な時代である。
それだけにこれと対決し、事をなしてゆくということは、非常にむずかしいけれども、それはまた実におもしろい、やりがいのあることではないだろうか。
見方によっては、われわれは今、千載一遇(せんざいいちぐう)の好機に恵まれている。
困難が多いからこそまことに生きがいのある時代なのだ。
そういうところに思いを定めて、これに対処してゆくことが大切なのはないだろうか。
『新装版 思うまま』PHP これは昭和46年(1971年)に書かれた本だ。
私どもも、このピンチをチャンスととらえ、売上が下がっても耐えられる体質に向かおう。
回復した時に大きく飛躍できる、準備と訓練の時期にしよう。
私はできる。なんでもできる。だんだん良くなる。ぐんぐん良くなる。
ご協力を心からお願いいたします。