社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

Founderより

●2019年8月1日号

令和元年8月1日 まごころこみゅにけーしょん
6月・7月より続き・・・ デリカスイトのパラダイムシフト

ありがとうございます。
ユニー様とのご縁は、1974年12月にユニー尾西店に出店させていただいて以来、実に45年の星霜、本当に当社を育てて頂いたことに心から感謝です。
特にお取引が始まった時には、経営トップとお顔合わせしたくて、思い切って1億円を借金し、ユニー株10万株を買い入れ「大口株主懇談会」に出席させて戴きました。(1985年の大信本部ビル購入時に売却)
当時のユニー様は、旧西川屋(東海ユニー)と旧ほていや(中部ユニー)と2系列で競争されており、東海ユニーの惣菜はカネ美様が、当社は中部ユニーでお取り引きさせていただいていました。
1976年に豊明・高蔵寺、1980年には江南すし貴族(にぎり寿司の本格取組)、富山店(北陸1号店)と場を与えていただき、そこで学んだことをヤナゲン・タマコシ・名鉄ストア様等に横展開できました。
直営惣菜、カネ美様、地域の惣菜屋さんと当社、激しい競合で随分苦労したことが思い出されます。
更に、2009年にウオフクの事業承継に伴い、ユニー店舗の27店が加わりました。
ユニー様が、2016年9月ファミリーマートと合併、設立された(株)ユニー・ファミリマートHDの下に、(株)ユニーとサークルKを吸収した(株)ファミリーマートがぶら下がる形でスタートしました。
2017年11月にはドンキホーテHDと業務資本提携、ユニー株式の40%をドンキホーテHD様が取得。本年1月、残りの60%ドンキホーテHDがユニー・ファミリーマートHDから取得して(株)ユニーは(株)ドンキホーテ(2019年2月1日に(株)パンパシフィックHDに商号変更)の完全子会社となりました。
ドン・キホーテタイプへの改装スピードが速まっています。
すでに、当社が出店していた、鈴鹿店は4月28日で、武豊店は6月30日で退店しました。
桃花台店のドンキタイプでは、大幅なローコスト運営の実験店として挑戦の予定です。
尚、良い面への流れも現れました。
それまで、ユニー様の関係でイオン様やイトーヨーカ堂様へ出店を遠慮していましたが、その枷が取り払われ、モールへの出店をおおらかに決定できるようになりました。
2017年にはマーサ21とプライムツリー赤池、2018年ららぽーと名古屋みなとアクルス、そして2019年7月30日にはイオンモール東浦へと出店が続いています。
事態の急変!全てを「必要・必然・ベスト」と受け止めましょう。
幸い、数年前から、「ハイイメージの会社にしよう!高く買って頂ける料理を!誇りをもって働ける会社にしよう」を掲げ進めてきました。
デリカスイトブランドを格段に高めて、価格競争から抜け出して、身土不二の食材を使い「あたまにも、からだにも、こころにも おいしい」に向かって、大転換中です。
自分のブランドで(パートナーブランドも含めて)、自分たちにフィットするお客様に対して、最適の立地で誇りをもって料理をお召し上がりいただく!そんな会社に向かう絶好の環境を与えて戴いているのだと感謝です。
戦略転換する、これからの2年ほどは厳しい状況です。
これを機会に、価格競争マーケットからの脱却戦略を進めたい。転換の新マーケットとして@大垣駅アステイのOSOZAi+バル美濃味匠とAファミマの再営業 Bひら井さんのパワーアップ CJR西日本様の新大阪や京都駅での水了軒弁当の販売(7月13日からスタート。
飛ぶように売れています。更に新企画で売上増大を)Dイオンモール東浦OPEN。次年度になりますがEケータリングやスイーツ等の強化F十割蕎麦とヘルシー天ぷら専門店の展開(こみゅれす美濃味匠で実験中)などへ挑戦しましょう。
有り難いですね。
現実が厳しいからこそ、思い切って夢に向かうことが出来る。
どきどきするけど、夢に向かいワクワクですね。できるかできないのかではなく、やり抜きましょう。
私はできる。なんでもできる。だんだんよくなる。ぐんぐんよくなる。