社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

Founderより

●2016年5月1日号

地域の命、企業の命。仲間の命。

ありがとうございます。
熊本地震による地域の命、ユニーやセブン等流通業の企業の命、そして健康予防“命”にかかわり身近かな出来事が起きています。自らのことと気づきましょう。

1.熊本地震が続いています。4月14日の震度7を始まりに16日未明には“本震”発生、その後も阿蘇周辺から大分と範囲も広げ、いつ止むのかの見込みも持てない状況です。多くの死者や怪我人そして家屋倒壊など甚大な被災状況がどんどん広がっています(4月19日 10時現在)
熊本には、日本惣菜協会の副会長会社、ヒライ様が“食のインフラ企業”を掲げられ「ヒライ方式」の強い経営を展開され年商200億円余、高収益会社として私どもが理想と仰ぐ会社経営をされています。
最初の地震の際、29歳の店長さんが自宅で圧死された悲報や19日には平井社長からテナントスーパーの被災写真メールも届いています。
伝え聞くところでは、店舗設備の被災が大きい中、工場や「どんどんライス(株)」と言う弁当・米飯の製造卸の子会社が可動、また福岡工場から製造出荷で補っているともお聞きしていますが詳細不明でとても心配です。
東海・東南海地震が必ず来る!この地域です。
災害が発生しても生き残り対応できる体制・訓練が必要ですね。

2.4月13日に最後の「ユニー会」が開催されました。今年9月のユニー・ファミリーマート(株)への統合を見据えて今後の方向が発表されました。
鈴木敏文セブンアイHD会長の退任で騒がれているセブンイレブングループが高収益実績で独走、ローソン、ファミマなどの競合激化の中で、ユニーグループの命をどう繋いでいくかの正念場です。
GMSから、ライフスタイル提案を軸とした共感による衝動買いを促す品揃えを志向するLMS(ライフスタイル マーチャンダイジング ストア)をめざし上位店舗の改装を進める、その第1に直営惣菜の強化が打ち出されました。さあ、デリカスイト・美濃味匠ならではの商品・サービス力が問われています。

3.4月9日に大腸がんでマーマ食品・伊藤社長(日本惣菜協会・副会長。岩手県花巻市)が逝去されました。昨年暮、逝去された管理栄養士・大塚冨美子氏も大腸がんでした。お二人とも禁煙・お酒もほどほどと健康的な生活習慣のお方でした。癌は症状が出た時には手遅れかもしれません。実は私は1月に当社産業医の名古屋ステーションクリニックで胃カメラ検査を受けました。軽微な異常は見つかり、3月末からほぼ2週間に入院、内視鏡による早期胃がんの剥離手術を受けました。完治に感謝しています。ぜひ、健康診断は受けましょう。胃カメラ受診の制度も検討を急ぎたいものです。健康長寿のおいしさ提供業を目指す「デリカスイト」です。病気の予防健診や歩いて来店の運動奨励、それに適正食事の可能な“自分たちこそ健康長寿生涯のデリカスイト“会社にしたいものです。