社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

Founderより

●2016年3月1日号

仕事とは、社会に役立ち人々に喜ばれる行動を通じて いかなる時代の推移、いかなる情勢の変化にも対応できる能力を自分自身の真の力として、習得する為のゲームである

ありがとうございます。
名古屋駅「美濃味匠」はお蔭様で好売上で走っています。実演しながらの「美匠出汁巻たまご」の原料卵も「あたまのおいしい」を願ってDAHやEPA含有の「森のたまご」を使い、ご飯も大垣の水は勿論のこと、天皇賞受賞の福江営農さんのハツシモを使っています。高価な食材だから原価率は高めです。どうして採算に合う価格で満足していただけるのかが課題ですね。

でも価格は食材だけでは決められません。店内装飾や照明、POPやパッケージなどのデザインも国内超一流のデザイナーの先生のご努力によるもので、かなりスマートなお店になりました。
その他、ユニホームや清潔度、それ以上に接客がお客様の大きな評価基準のはずでしょう。売り場にはベテランの接客2名がお客様に笑顔で対応しています。

現在事業部ごとに、商品は全店同一標準価格になっています。店ごとに調理された商品が同じ価格で店出しされ販売されています。
でも食材は同じだとしても、接客態度の低い店は(それだけが要因ではありませんが)売れ残り、店により値引き販売されています。店で値引きの権限が行使されています。

本来、標準価格は食材に応じて採算に見合う最低の売価ですね。それがサービス度の低い店では値引きされ販売される。結果として利益が下がります。
一方、サービスに力点を入れ、その分 従事者の多い店でも同一価格で、利益評価に繋がらない悩みが現状ですね。

「仕事とは、ゲーム」
今週のイベントには、こんな企画で・こんな商品を・幾らの価格で・この場所で・幾つ・こんなPOPや呼びかけで販売しよう!すなわち4P(プロダクツ・プライス・プレイス・プロモーション)の仮説を立てて、当日には実験行動に挑んで戴いている訳です。
PDCA(プラン・ドウ・チェック・アクト=計画・実行・評価・改善)のスパイラルで向上を果たそうと努力いただいています。

今後は食材基準よりサービス基準を高める仮説実験ゲームを店ごとで取り入れませんか?最低価格の標準価格より価格を高める実験に取り組みたいものです。
ちょっぴりトッピング調理したり、接客サービス度を高めて、ゲームを楽しんで下さい。
笑顔での接客サービス度を上げるとこんな価格でも喜んで戴けたよと、その成功事例を積み上げていきたいものですね。

値引きには躊躇なく行動する人も、引き上げには怖くて試行もできないのが現状です。人手不足で人件費は間違いなく上昇します。(自分たちを先に収入増にしたいですよね)、アレルゲン・原産地・栄養等の表示問題にもHACCP対応など諸経費は増加の一方です。

仕事は・ゲームである。仮説を立てどれくらい高価なら自分の店はお客様に支持されるだろうのゲームで攻めてみませんか。成功にバンザーイするのがゲームの真骨頂ですね。

キラリ輝くデリカスイトでの人生を輝くものに!あなたのゲーム力にかかっています。