社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

Founderより

●2016年2月1日号

持続可能な組織には財務安定の満足提供が必須です。

ありがとうございます。
デリカスイトの経営の他に、幾つかのボランテイアに関わらせて戴いています。
2008年に文理閣から出版した『郷土力を活かす市街地再生のまちづくり』の中でも思いを書きましたが、その思い実現を願い楽しく活動しています。

●現今の最高に時間とっているのは勿論「日本惣菜協会」会長職。「世界に広げよう、地域を究めよう、健康に役立とう」3つのテーマを掲げ4年目。市場規模も9.2兆円と成長。協会の収入源は、惣菜管理士資格試験の受験料、毎年3500人もの食関連の人たちが挑戦されています。さらに昨年4月から外国人技能実習制度の職種に「そうざい製造業」が加えられ、その試験機関に協会が認定されました。多分、毎年3000-5000人の外国人実習生が受験されるようになるはず。その受験収入も加われば、財政的に安定するのではと思います。

●岐阜経済大学の理事を長く勤めています。公的の場で表明して11年経ち、やっと市立大学化の気運が高まってきました。地方の私学は少子化により多くが定員割れの状況です。大学志願者は、国立大学、公立大学、有名ブランド大学、そして地方私学という希望順位です。今、全国で私学から公立化大学の成功事例が続いています。09年高知工科大学、10年静岡文化芸術大学と名桜大学、12年鳥取環境大学、14年長岡造形大学、16年山口東京理科大学、京都府の成美大学の他幾つかの大学も協議に入っています。
総理府から地方交付税が行政に交付され学費が半額に。定員割れ大学が公立化により、志願者が4倍〜10倍になっています。そうなれば岐阜経済学の財務力も安定するのでしょう。さらに卒業生が大垣の郷土力企業に就職、郷土力企業も繁栄して地域内再投資力が高まり同時に若い男女の定住や出生も増え、人口増加都市になると確信しています。

●10年間ほど、デリカスイト旧ビル5階を開放して運営していた日本国際ポスター美術館。現在は岐阜経済大学キャンパスに移転、本年20周年を迎えます。これも財政困難な状態。そこで数年間で体制を整え、本年は認定NPOという公的評価を得られる見通しになってきました。それにより寄付金が税額免除され、企業様からのご寄附が得られやすくなります。昨年、企業様トップに要請行脚。何とかご協力お願いできそうです。これで財務の安定が望めます。

持続可能な最大要件は財務の安定です。もちろん社会に役立ち人々に喜ばれ、さらに運営の人材があることの3要素が必要です。
デリカスイトを持続可能な会社にせねばなりません。「健康長寿へのおいしさ提供」機能、役員・社員・デリカレディの皆さんのお力による人材!
肝心なのは財務強化です。ココイチ事件やスキーバス15名死亡事故等で浮かび上がったように、低廉な価格での商品:サービスでは生き残りは不可能です。
安さを訴えるのではなく、よりよいおいしさを適正な価格で!
持続可能を求め「キラリ一流に!」 付加価値キッチリの意識と行動から。