●2015年8月1日号
ミラノから。
ありがとうございます。
7月中旬、食の万博がミラノで開催されており視察に訪れました。
中でも、日本館は超人気。猛暑の中、60分以上の長い列。展示も充実し魅力度は断トツの一位の評判です。日本の自然風土、伝統文化、農と食を音と光と最新テクノロジーを多彩に使って紹介しています。『和食』を様々に表現し、更に現代和食の飲食ブースには、美濃吉をはじめ、サガミ、柿安、モス、COCO一番等に大勢のお客様が楽しんでおられます。特に蕎麦文化のサガミさんが好調。EXPOは後半に伸びるもの。きっと、これを機に世界に和食が広がるのでしょう。
『中食』『惣菜』情報発信が充分でないのが課題かな。
正に、世界への和食の情報発信をミラノEXPO現場で感じました。
翻ってデリカスイト。7月16日に美濃味匠・千歳烏山店が東京世田谷区にオープン。駅ビルではなく、商店街への単独店舗です。
80年代頃、岐阜徹明町、大垣郭町店など商店街に出店しましたが市街地衰退もあり撤退。98年から02年、キッコーマンデリカスイト(キッコーマン様との合弁会社)で『くいしん坊万才』を25店展開、その後合弁解消。そうした失敗体験を糧に、今回はまずまずのスタートです。
美濃の地から、まずは日本の中心地東京へ『美濃心土不二』を情報発信!
ショッピングセンターやスーパーへの出店に依存していた体制から自力出店の道が開けます。
健康長寿のおいしさ、美濃身土不二の
食文化情報発信を成功させたいものですね。