●14年2月1日号
乗り越えられない苦難はない、自分のレベルに合っただけの苦難しかやってこない
ありがとうございます。
今年は6回目の馬年。長い人生には、様々なことが起きてきます。
よろこびごとより、苦しみごとや悩みごとが はるかに多いのかもしれません。
だからこそ感謝の心で、前向きに、積極心で生きるのが 大自然の法則に合うのでしょう。
喜べば 喜びが 喜びごとを集めて 喜びに来る。
(悲しめば 悲しみが 悲しみごとを集めて 悲しみに来る)
さて、アレルギー体質の小学生が、給食でアレルギー食品を食べて死亡した事件がありました。1月の中旬に、浜松市給食で集団ノロウイルス集団食中毒事件が発生しました。
パン製造工場で働くパートタイマー3人からノロウイルス検出されたとの報道でした。
こうした悲しみが起きるのは、大自然が私に「気づき」を与えるものなのでしょう。
さあ、気づこう。そして この苦難を乗り越えていきましょう。
また昨年は、ホテルや百貨店でのメニュー表示で、誤表示事件が相次ぎました。
12月19日、消費者庁は「メニュー・料理等の食品表示に係る景品表示法上の考え方について(案)」を公表しパブリックコメント募集を進めました。
こうした動きの中で、1月16日、日本フードサービス協会(会長:吉野家 安部社長)に協力して、「メニュー表示等に関する情報交換会」を開催しました。予想を超える350名の参加者と報道各局のテレビカメラも10台ほど取材など、社会の関心は非常に高いと改めて感じました。
私も日本日本惣菜協会会長として意見を述べ、夜のニュースに映像が流されました。
「偽装は絶対だめ。惣菜産業は規模の大小も様々。メーカーや惣菜製造小売、イートイン併設など業態が多様である。スーパーやコンビニへの納品メーカーはJAS法に従って徹底している企業もあるし、対面販売での情報提供については自主的な料理表示として取り組んでいる企業もある。
こうしたことは行政による画一的な規制ではなく、業界自らが自主的に責任をもって、消費者のニーズに応えて行くべきで、官民一体でそうした「ガイドライン」を進化させ、実行可能な仕組みを構築したい」旨 訴えました。
「表示」は、食品企業にとっても、生死に関わる大きな要件になってきました。
名称、アレルゲン、保存の方法、消費期限、原材料、添加物はもとより、栄養成分の量及び熱量、原産地等の表示について、積極的に実現して行きましょう。
◎ノロウイルス。基本をしっかり 守りましょう。毎日の点検を徹底しましょう。
やらねばならぬことは、しっかり 前向きに 喜びごとと位置づけ 挑戦しましょう。