社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

Founderより

●13年9月1日号

「惣菜の潜在ニーズは、2倍ある!」熱意とプラス思考で

ありがとうございます。
8月20日は、川越のヤオコー会長の川野行夫氏(日本スーパーマッケット協会・会長)を訪ねました。ヤオコーさんは、売上2500億円・120数店、経常利益4%超の全国で指折りの優良スーパーマーケットです。生鮮3品とデリカがめっぽう強く、日本惣菜協会も諸々ご指導いただいています。
偶々、大垣市中心街で薬局を経営する奥様(薬剤師)の従妹さんが、昔、嫁いだ先が八百屋さん(その名が八百幸)で、今の会長夫人とのこと。親近感を持ちご挨拶させていただきました。会長さまは私と同年齢でした。
生活者主権、コミュニティの場としてのスーパー、地域の食品スーパーの質が地域の生活レベルを豊かにする等を掲げられ、一品一品の“おいしさ”を追求しておられます。
「美味しいものを食べたい、楽しい食事、豊かな食生活を楽しみたい」というお客さまのお役にたてる、店づくり」を貫いておられます。
新店での実験では、デリカの売り上げ構成比率が20%の実績とお聞きしました。お惣菜が10%、米飯・ベーカリーで10%とのことです。
食品スーパーのデリカ部門の構成比率は平均9%のようです。実に2倍の顧客支持を得られています。
デリカ、惣菜への潜在的ニーズは、高い!私どもが、お客様のご要望にお応えできていないから現在の売上数字なのでしょう。
知恵を出し、情熱を持ち、さらにその上に、「健康長寿社会のミッションに!」と「プラス思考」で挑めばきっと顧客支持の倍増が達成できるはずです。その可能性を教えて戴きました。

京セラ創業者でJAL再建を果たされた、稲盛会長は「人生の成果は その人の持っている考え方×熱意×能力」の掛け算であると。能力は、その人の持って生まれた頭脳、感性、身体能力のこと。情熱をもって取り組んだことで結果が得られる。この二つは、0〜100の数字を持つ。しかし、一番大切なことは、考え方。−100〜+100の数字で表す。
持って生まれた能力が100あって、熱意20しかなく、マイナス考え方−100を持っているBさんと、持って生まれた能力は10で、熱意は100あって、プラスの考え方 +100を持っているAさんだと、
Bさん 能力100 × 熱意20 ×  考え方−100 = −200,000
Cさん 能力10  × 熱意100 × 考え方+100 = +100,000
考え方一つで、人生も成果も変わる。
ヤオコーさんのモデルが現存する。ぜひ、学び、近づこう。

私はできる、何でもできる。だんだん良くなる、ぐんぐん良くなる。