社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

Founderより

●13年5月1日号

ツキの原理・・・長所伸展法・・・健康長寿社会でのミッション。

ありがとうございます。
創業より半世紀、80億円÷@400円=2千万(人・食)のお客様にご利用戴いているデリカスイトです。
(全社1日、5万4800食。80店として1店・1日平均、685食。全国8兆円産業の0.1%の貢献ですね)

その間、諸々の出会いと別れを与えられました。当初はスーパーマッケト主婦の店の大垣はじめ中・東濃の各地の主婦の店(恵那・現バローさんや)への佃煮納入。法人化前後より、美濃太田や多治見の名鉄ストアさんとヤナゲンさんで、惣菜小売りの縁を戴きました。75年、尾西を緒にユニーさんとの縁をいただき、その後タマコシさん、ヨシヅヤさん、清水屋さん、メグリアさん、カネスエさん等のスーパーさんに広がりました。車社会の進展と女性の「共働き」(専業主婦と共に、今では死語ですね)の時流のツキですね。

80年の江南ユニー「すし貴族」以降、にぎり寿司の庶民食への変化というツキがあり回転すしの出現まで十数年続きました。

86年築捨ビルに「懐石料亭 美濃味匠」の挑戦を緒にブランド構築が芽生えました。JR大垣駅、名古屋パルコそれにメルサとの縁、そして松坂屋ストア藤が丘・本山に次ぎ2000年にJR名古屋駅へ交通結節(むすび)店のツキに変化していきました。 2000年の大型店舗法の廃止により郊外にショッピングセンターが乱立し、旧来の地域スーパーヤナゲン・タマコシ等が破綻消滅、当社店舗も04-05年の間に80店が消えました。「キッコーマン・デリカスイト」事業も5年間でしたが多くを学びました。

そんな苦しみは、次のニーズを求めよ!との「天からの気づかせの恵み」と受け止め05年のセントレアや06年尾張一宮での「OsozaiCafe美濃味匠」新業態へ転換できました。岐阜・津・多治見・淵野辺・静岡等各駅へ広がり、主要な部門に成長しつつあります。健康長寿・食コミュニケーションと素晴らしいJRさんとのツキに感謝しています。 そして老舗力のツキを、なだ万さんとの連携やウオフク人材や水了軒ブランドで頂きました。

「ツキ」を戴き活かすには、まずは「ありがとうございます」。それに「長所伸展」のようです。 さて、昨年は、前年に比して28万人の人口減少、2040年には2000万人減少し高齢化率も全国の都府県で30%を超える少子高齢社会に急加速して行きます。健康長寿社会へ貢献できるかが、当社のミッションのようです。この変化を「ツキ」として活かしましょう。誇り大きな仕事と受け止め、自らを高めよう。

眼の前の50歳台以上の方は何を望んでおられるのか!よく観て提案して行きましょう。野菜たっぷり、魚や肉しれに豆など食材を選び抜き、料理法や味付けをバラェテイ豊かに、業態も進化させ、宅配や健康支援などサービス付加、さらには介護・病態食の研究も必要でしょう。

高齢者の健康長寿ライフのためには、中年からのメタボ防止や若年世代・幼少期からの「食育提案」も関連しています。

健康長寿社会構築の「ツキ」を活かし貢献、キラリ輝きましょう。