●12年5月1日号
端午の節句。
ありがとうございます。
五月五日は五月人形や鎧兜、鯉のぼりを飾り、子供の幸せを祈り健やかな成長を祈る「端午の節句」。5月のいちばん初めの午の日(端という語は、ものごとの「はじまり」の意)
中国で蓬や菖蒲を用いて邪気を祓ったのが始まりとされ、鎌倉時代頃から菖蒲が尚武と同じ読みであることなどから男の子の成長を祈る儀式へと変化したようです。菖蒲には邪気を祓う作用や端午の節句に菖蒲湯に入ると病気にならないという言い伝えもあるようです。
お祝い料理の定番メニューはお魚、たけのこ(スクスク伸びる)、赤飯、ちまき、柏餅など。お魚は、勝男にかけてカツオ、出世魚のブリや鯉のぼりにかけて鯉の丸揚げ。めでたいということで鯛など縁起のいい食材を使います。柏餅はかしわの葉は新しい芽が出てこない限り古い葉が落ちないということで家が絶えないの意味のようです。
さて、日本は少子高齢社会、若年層の減少が気がかりですね。左図が2030年人口ピラミッド、圧倒的に多いのが、女性50歳以上。これからの20年はこの客層だけは増加します。
現在(右図)は35歳より高齢、60才台の団塊世代が目につきます。
国内人口減少=市場の縮小でパイの奪い合いが熾烈になり、海外展開も進むでしょう。
しかし、当社の支持層のメインが、4-50歳以上の和食惣菜のファンです。ならば徹底的にこの客層に喜ばれることに力を注ぎましょう。
資産もあり、健康に気遣い、本物の味を求めるお客様です。「健康と健脳が基本のデリカスイト」の道なのでしょう。
幸い、日本の中央に位置する名古屋エリアと大阪エリアを拠点としています。リニア開通の東京―大阪1時間の時代でも「場」は与えられるはず。
感謝し、夢に向かって進もう。
人口ピラミッド(左/平成42年、右/平成22年)