社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

Founderより

●11年8月1日号

象潟や料理何くふ神祭 曽良 元禄2年6月16日(陽暦8月1日 汐越着、17日)

「お金だよ」

ありがとうございます。
私たちは「社会に役立ち喜ばれる行動によって、時代・情勢への変化対応能力を強める。それを我が仕事として成遂げ、キラリ人生を築く。
1日1日を意識して進めよう」を共有しています。

その結果をお金に置き換え、数字で表しています。

創業するには、何かしらの「お金」が必要です。その「お金」で商品を仕入れ、(お金が商品に替わる)お客様を見出し販売し、再び「お金」を戴く。そのお金で再仕入して再販売を繰り返す。売れずに残れば商品を廃棄する、すなわち「お金を捨てる」ことなんです。

販売のためには、お店も要る。車も、電話も、「お金」から変換する。

その内、社員が集まり、「お金」を分配する。厨房が必要になり、銀行さんから「お金」を借りる。「お金」が建物や設備に替わる、土地に替わる。
冷蔵庫の中で眠っている品も、店の隅に積んである包装資材も、机の中の文具も、みんな「お金」を交換したもの。

会社の貸借対照表の左は現預金の他に、売掛金などの流動資産、土地建物などの固定資産が「お金換算」で書かれています。右側はその「お金」の出所です。買掛金や予定給与や借入金などの負債と、資産合計と負債の差額=「自己資本」であり、全て「お金」で書かれています。

左側の資産は、お金に替わる!=「お金」のはずです。「お金」そのものなら決して捨てたりしませんね。しかし「お金」が商品や包装資材などに替わると、途端に扱いが雑になります。

お店で、毎日発注ボタンを押した瞬間に、仕入先への注文が発生し、「お金」が商品=買掛金に、替わります。

残った商品を廃棄=「お金」をゴミ箱へ捨てることは、日常茶飯事です。店の奥で使わなくなって積み上げられた包材は、もう「お金」には換えられません。

今日、予定より余分にアルバイトさんに働いてもらった瞬間に、「お金」が出ていくことの確定です。

電気・水道・ガスのスイッチ押しやカラン開栓と同時に「お金」が飛び出します。

全てが、「お金」!と思い、品も物も、光熱費も作業時間も、大事に大事に使いましょう。

そんな思いが積み重なったときに、キラリ人生が築かれるのです。

さあ、八月はお盆セールです。役立ち喜ばれるための、変化対応力を高めましょう。