社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

Founderより

●11年5月1日号

「頑張れ、東日本!支援弁当」運動

あやめ草足に結ん草鞋の緒

ありがとうございます。
「3.11」は、同時代を生きる私ども日本人のマンタリティ(心性)を大きく変えるようです。間違いなく時代の転換点になるのでしょう。
助け合いの思いが高まり、見知らぬ人々との心の結びつきを感じるようになっている。「3.11」を機に共生のDNAがよみがえりつつあるようだ。(4月まごこみゅ)

被災直後より、津波という“水”の凄まじさ、冷め切った“おにぎり”さえありがたい、まして“飲み水”のあるありがたさ、そして原発冷却のために必要なのは先端科学物質ではなく“水”なのだという映像を何度も見聞きしました。あらためて“水”の怖さと恵みを感じ、「食べもの」への感謝を再確認しました。
水や空気はあって当然、衣食住も効率・便利・スピード・量など数字で表されるものを最優先し、廃棄を増加させ、一番大切なものをおろそかにしてきたのではないか?社会の転換点に立っているはずです。
特に“たべもの”や“水”は“自己への投資”(京大名誉教授・池上惇氏)であり、資源も無駄を限りなく無くしていく“MOTTAINAI”を推進していくのが、当社に与えられた、大きな責務だと感じています。

お客様と手を取り合って、ご支援をしてゆこうと、「頑張れ、東日本!支援弁当」運動を始めました。
お弁当に貼付のシール1枚につき10円の義援金を、日本赤十字社を通じて寄付させていただくというものです。
美濃味匠の10店ほどですが、“自己への投資としてのたべもの“、
そして“MOTTAINAI“の心を 私どものお客様と共有・連携して、進めたいものです。知恵を出し、時代を転換させましょう。