社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

Founderより

●11年4月1日号

「3.11 大震災」を乗り越えよう。

ありがとうございます。
あまりにも悲惨な東北・関東大震災のテレビ画面は目を覆いたくなるような惨状です。それに加えて原子力発電所破壊による恐怖が追い打ちをかけています。被災者や関係者に心よりお見舞い申し上げます。
政府も必死に対応し、自衛隊・消防・警察等の鎮静化への努力が伝えられています。一日も早く、超党派体制で困難克服への歩みが進むことを祈っています。

数十年間、日本のニュースが世界のニュースになったことはなかった。世界が日本に注目している。世界では常識になっている略奪・暴動や混乱が、日本では一切起きなかったと世界の「驚き」となっている。日本人に誇りを感ずる。(時事通信 増田俊男氏)

「3.11」原子力発電の深刻な事故を伴った未曾有の地震は、同時代を生きる私ども日本人のマンタリティ(心性)を大きく変えようとしているようです。私たちの精神を激しく揺さぶっている今回の地震は間違いなく時代の転換点になろう。今ほど助け合いの思いが高まっているときはないし、見知らぬ人々との心の結びつきを感じるときはない。他者への苦しみへの想像力が高まっているときはない。「3.11」を機に私たちのなかに残っている共生のDNAがよみがえりつつあるようだ。(3月20日、日経 大島三緒氏)

私からのお願いです。
人間には、思いやりの心がある、そして常に希望を持つ能力を与えられている。この国難を互いの思いやりで乗り越え、復興への希望を描き共有しよう。
僅かでもいい、出来ることから、思いやりを持ち、行動につなげましょう。節電や義捐金など励ましあい、皆で心を繋いでいきましょう。

究極的には「社会に役に立てるデリカスイト」を目指そう。
社是「仕事とは、社会に役立ち人々に喜ばれる行動を通じていかなる時代の推移、いかなる情勢の変化にも対応できる能力を自分自身の真の力として、習得しよう」をあらためて確かめる機会にしよう。