社内報(まごころこみゅにけーしょん)より

Founderより

●09年2月1日号

上質食材・農業革命の年に!

ありがとうございます。
 経済危機が世界を覆っています。この見通しの難しい時期にデリカスイト仲間の永続的な、誇りをもてる職の場を維持するために、一丸となって乗り切って行きましょう。

 売上で言えば、この不況の中でもユニクロはじめ急成長の企業も必ずあることを知り、お客様が何を求めているかを懸命に追求するチャンスにすることです。
 加えて、厳しい中では社外流出を抑制することが必須です。役員は率先して始動していますが、皆さんへの痛みも心ならずお願いせねばなりません。特にお客様視点での効率時間的行動を進め、無駄カットにご協力をお願いします。
 勤務時間や単価についてご理解をお願いし、体質強化を図って行くことも迫られています。

 他方、100年に1度という状況を、天の気づきと捉え、本来当社に課せられている原点を見つめる年にするチャンスにもしたいものです。
 米不足の危機の際、全業者がブレンド米導入に転換する中で当社は安全な国産米にこだわりました。瞬間的には、仕入比率は上がり不安ではありましたが、結果として「おいしいご飯のデリカスイト」が定着し、間もなく米不足も解消しました。
 その時の「天からの気づき」として、低農薬・天日干しのお米に出会いました。それを機に安心農家を支援する「農業革命」を方向づけました。

 昨今の食品不祥事を超越するには、更に確信のもてる安心食材確保への行動の時と考えます。
 縁の不思議で、天日干しの牧野さんに加え、米食味コンクールで連続日本1の「龍の瞳」農家の今井隆氏とも知りあえました。
耕作放棄地が栃木県面積に拡大する農業危機を克服する小さな挑戦として、当社も農業参入の研究を始めたいものです。

 安心・安全でおいしい「五誓」に向け、食材の追及に自らも参画してゆきたいものです。
 自らが育てた、最高質の「お米」「ごぼう」「大根」「なす」等で、おいしい おいしい お料理の提供できる、誇りもてるデリカスイトを目指したいものです。

 少し痛みを分かちつつ、中期の大きな夢に向かい、歩み始めたいものです。岐阜アピタの改装や横浜線の淵野辺駅や稲沢駅前の出店も予定されています。

 お客様に喜ばれ、誇りにできる職の場づくりを求めて、今こそ全社の一致結束をお願い申し上げます。