●08年4月1日号
2008年4月1日 堀冨士夫 代表取締役(Founder)
サステイナブル・・・生き続けることこそ!
ありがとうございます。
代表取締役(Founder)として初のご挨拶を申し上げます。
今年の夏の洞爺湖サミットは地球環境問題が主要テーマのようです。1992年国連環境開発会議(地球環境サミット)のリオデジャネイロ宣言や行動計画(アジェンダ21)に「持続可能な開発が盛り込まれて以来(実際には1984年国連環境と開発に関する世界会議・別名ブルントラント委員会で概念提唱)サステイナブル社会をめざすのが潮流となっています。「持続可能」とは、100年でも200年でも存続可能な・持続可能な と言うことです。
人間ひとりの命は限りがあります。しかし会社という組織は限りがあってはだめなのです。存続することこそ、最大の目標かもしれません。
デリカスイトという会社は、「5つの誓」にあるように お客様・取引先様・周りのみんなのご縁で成り立ち、そのお陰で仕事が出来、今日の健康にも繋がっているのです。もはや、社会にとって“役立たねばならぬ社会的インフラということもできましょう。
私たちがこの会社を舞台に生き生き輝く生活を持ち、なおかつ社会に対し完璧な満足を得られるには、換言すれば“今日4月1日に入社の新入社員(新学卒5名とDSから4名)が高齢になっても意欲あるうちは生き生き活躍の場を確保でき、なお且つ地域顧客への「安心・おいしさ・値打ち・楽しさ・新鮮さ」という”五つの誓い”を確立するにはまだ相当に年月を要するはずです。(安心な食の完璧化には、遠い将来には、自社での農業まで必要かもしれません)
その実現のためにも、その理想達成までは絶対この会社を潰してはなりません。持続していれば必ず目標に近づくことができるのです。
「五誓」という大目標のために、売り上げを急拡大することでも、規模を大きくすることでも、品揃えを無闇に拡大することではありません。ただただ正しい基本姿勢を持ち、「品質・技術・財務」の力を高めていくことだと思います。特に安心・安全をトップとする五誓」と「財務の健全化」はその根幹だと思います。
昨年来、流通競争の激化に加え、原材料・包材・石油の価格上昇もあり厳しい経営環境となっています。生きながらえること、持続することのためにも、「なぜ・なぜ・どうしたら」を繰り返し智恵を絞って、この大波を乗り越えてゆかねばなりません。
どんなに小さな利益でもいい、必ず全ての店・全ての事業毎に利益を確保することを至上課題としてください。持続して、永らえて、きっと社員もDSも、地域社会からも最大限に喜ばれ尊ばれる、その実現に向おう。
永らえば また この頃や しのばれむ 憂しと見し 世ぞ 今は恋しき
(昔あんなに 憂えていたことが 乗り越えた今から見ると 懐かしいことに思われる)
堀富則 新社長のもと 絶対生き残るための体制確立を願ってやみません。