「応援団」を通して知り合った真理ちゃんと私。
　九十年夏、洞戸へバーベキューに行った頃からだろうか、親しく話をするようにな
ったのは・・・。会社は違っても廊下などですれ違った時、いつも笑って「元気？」
って声を掛けてくれた。私が落ち込んでいても、その気持ちが飛んでいってしまうく
らいな笑顔で。
　一喜一憂した応援。
　振り付けが決まらなくて、夜遅くまで考えていたこと。熱田球場、小牧球場での予
選大会。日焼けをしないようにバスの中で真っ白になるくらい日焼け止めを塗り込ん
だ試合。時には雨が降り、びしょ濡れになりながら・・・。東京ドームでの晴れ舞台。
あの大観衆の前で、ドキドキしながら舞台に上がり、観客と一緒になった応援。感動。
とてもよい思い出となって、青春の一ページを刻み込んでいる。
　きっと、真理ちゃんもそうだろう・・・。
　今でも、真理ちゃんが「元気？！」って笑って手を振っているような気がする。