-----ALBUM OF MARI-----
1991●平成3年 21歳
8月 第62回 都市対抗野球大会
 大垣市 西濃運輸18回出場なる
ベスト8入りめざして応援団大いに燃える
●バレエのキャリアが役に立つ  堀 真理(21)

今年は会社創立四十五周年の記念の年。 応援団が多いと張り切れるので、東京ドームでは一段とグレード アップして頑張りたい」明るい表情で話すのは、チアガールリー ダーの堀真理さん。四十五周年もあって今年は、ブラスバンドな ども充実、応援部は総勢七十人の大所帯。うちチアガールは二十 六人。堀さんは三グループの一つを受け持つ。ドームではさらに 大学からの友情応援もあり、「仲間の子や相手チームにはもちろ ん負けないよう明るく踊りたい」と、応援部二年目の自信と負けん気がのぞく。  兄、妹の三人兄妹。三歳のとき、通っていた保育園の隣にあるバレエの教室を見て、 「私もきれいに踊りたい」とバレエを習った。中学まで続けたキャリアが引き立ち、 チアガールの手本的存在という。
 さらに、「踊りだけでなく、表情が硬く、恥ずかしさから下を向く仲間の子には、ゲーム中でも絶えずアドバイスを送り、ムードを盛り上げてくれる」と団長も 大助かり。明るい声に同僚選手らの人気者。  入社した昨年、東京ドームでまさかのコールド負けを喫し、「今年は昨年の無念をなんとしても晴らし、決勝戦まで残りたいです」
           1991.8.5発行 サンデー毎日・増刊号掲載記事より