初夏 鮎のはなし

ありがとうございます。
初めまして堤です。
私は、アピタ北方店で店舗研修をしており毎日覚えることでいっぱいですが早く覚えられるように頑張っています。

 

初夏を迎えいよいよ夏が近づいてきて、夏が旬の食べ物も出始めてきました。

6月から旬を迎える食べ物の中でも、私の住む岐阜県で旬を迎える鮎についてお話します。
鮎は、澄んだ清流を好み、また、年魚と呼ばれ、河口近くで生まれてから海に下り成長した後、生まれた川に産卵のため、戻ってきて卵を産むと短い生涯を終えます。
鮎の旬は、 6月から8月で特に7月の鮎が美味しいといわれています。また、好みもありますが9月、10月の産卵前の落ち鮎も子持ちで美味しいです。
落ち鮎とは、鮎が産卵のために川を下ってきた鮎のことで、味は好みにもよりますが円熟した味わいで卵のプチプチとした食感がします。

岐阜市で有名な長良川の鵜飼も5月11日から始まっており7月からは岐阜県を流れる各地の川沿いにやなも出始めます。

 

鵜飼とは、鵜舟で篝火をたき集まってきた鮎を、鵜匠が10羽ぐらいの鵜を手捌きで操り飲み込んだ鮎を吐き出させて捕まえる、日本で約1300年前から伝わる伝統漁法の1つです。
岐阜県では、岐阜市と関市の長良川の鵜匠が、日本で唯一の皇室御用の鵜飼で宮内庁式部職鵜匠といい国家公務員なのです。この宮内庁式部職鵜匠には、御料鵜飼と言う職務があり禁漁区である御料場で、鵜飼シーズン中に8回、皇室に納める鮎を捕るそうです。
岐阜市の鵜飼は、毎年5月11日~10月15日までの期間中、鵜飼休みである10月4日と川が増水している時を除けば毎夜開催されています。

 

やなとは、川の中に木や竹で作られたすのこ状の台でそこに上流から泳いできた魚がすのこに打ち上げられそれを捕える漁法を売りにした食事処のことで、夏になると打ち上げられた鮎の掴み取りで子供も楽しめるようになっています。しかし、すべてのやなに設置されているわけではなくまた、掴み取りには予約が必要な場合もあるので、事前の確認が大切です。

私は、岐阜県に住んでいるけど、まだ鵜飼を見たことはないので1度は見に行ってみたいと思っています。また、夏になると家の近くを流れる揖斐川の堤防を、車で走っているとやなを見かけるようになるので、見ると「夏になったなー」といつも感じています。

 

最後に、下の写真は去年行ったやなで食べた鮎の刺身です。鮎を触ると口が動いてとても新鮮だとわかりました。鮎の刺身は歯ごたえがありおいしかったです。その他にも、鮎の塩焼き、赤煮、田楽、フライ、雑炊などおいしいものがいっぱいの鮎づくしで今年もぜひ行きたいと思っています。

鮎の刺身を家で食べるときは、寄生虫の心配があるのであらいや酢で〆たりなど適切な調理をしないといけないので刺身で食べる場合は、やなに行くことをお勧めします。

田植えの季節となりました。

ありがとうございます。
初めまして。太塚です。
本日から、新入社員の太塚、堤、藤井が先輩社員から「こみゅすけ」を引き継ぎ、健康情報や季節の話題をお届けしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします!

 

桜が満開だった木は新緑の青葉が茂る季節となり、初夏の風もさわやかな頃となりました。
さて、デリカスイトの5月のイベントといえば、5月20日に岐阜県揖斐川町にある貝原棚田へ行き、田植えを行います。今回はその「田植え」についてお話します。
日本の米づくりは縄文時代に中国から九州に伝わり、弥生時代に日本列島の東へと伝わったとされています。稲作には2種類の方法が存在します。
水稲…水田で栽培する。
陸稲…畑で栽培する。乾燥に強い。
日本では全国的に、陸稲より水稲のほうが栽培されている割合が多いです。なぜなら雨の多い日本の風土に水稲が合っているからだそうです。

また、苗を育てる方法には2種類あります。
1.種もみを直接田んぼにまき育てる。
2.種もみを苗代や苗床にまき、苗になるまで育てる。その苗を田んぼに植える。
(苗代や苗床というのは、苗を育てる場所のことです。)
現在は2番が主流に行われています。なぜなら1番よりも2番のほうが、育てた中から強い苗を選別して田んぼに植えることができるため、稲作に失敗しにくくなるからだそうです。
20日に行う田植えは、田んぼに入り手で苗を植えます。
私は今度初めて田植えをするので、当日にどんな体験ができるのかドキドキです!
田植えについてはデリカスイトのHPに掲載されると思うので、20日以降に是非見てみてください。

 

最後に、
去年の5月5日のこどもの日に、車で中津川まで旅行をした時に見かけた鯉のぼりです。

詳しい場所が特定できないのと、車から写真を撮ったので分かりにくいのですが、申し訳ありません。
よくネットやテレビなどでは鯉のぼりが沢山かけられている場所が取り上げてられていますが、実際に見たのは初めてでした。今年もどこか旅行に行くことがあれば、これを超えるくらいの数の鯉のぼりを探してみたいと思います!

春は出会いと別れの季節ですね。

ありがとうございます。山です。
春は出会いと別れの季節です。
私は、約1年間お世話になったトヨタ生協店からアピタ鈴鹿店に異動となり、
新天地での生活を送っています。
皆さんはいかがですか?

さて、今回ご紹介するのは、魚ではなくではありません。
魚を使用しているものもありますが(笑)
ご紹介するのは春の食材を使用した郷土料理です。
残念ながら私が出身の石川県の郷土料理はありませんが。

孟宗汁(山形県)
旬の孟宗筍、しいたけ、厚揚げ、豚肉に酒粕を使った味噌汁。
出来上がりを一度冷まして、食べる前に温めたほうが味が染み込んで美味しいそうです。
山形県の庄内地方ではゴールデンウィークに春祭りを行う集落が多いそうで、祭りのお膳に
必ずと言っていいほどつくのだとか。
たけのこの味噌煮(富山県)
若竹煮の味噌版。お酒と砂糖、味噌で煮詰め、昆布を入れてトロトロにしたもの。
水は一切使わないそうです。
かつて筍の産地・高岡市国泰寺で味噌煮が振舞われ、広まったとされています。
たかなめし(熊本県)
熊本県のお土産として有名な高菜漬けを使用して作ったご飯。
高菜は高菜でも、阿蘇地方でしか栽培されていない阿蘇高菜を使用するため、
阿蘇地域でよく見られます。
たかなめしや団子汁を豊肥線を訪れた鉄道大臣にもてなした際に、これを名物にしては
という進言を受けたのがきっかけとされています。
ぼっかけ汁(福井県)
ごぼう等の根菜に油揚げ、糸こんにゃくなどを加え、削り節の出しで煮込んだものをご飯に
「ぶっかけた」もの。「ぶっかけ」が「ぼっかけ」に変化して、現在の名称になったとか。
ごぼうの旬は11月~2月と4月~5月の2期があるため、地域によっては正月の三が日の夕食に出されたり、結婚式の最後に花嫁さんに食べてもらう風習が今も残ってるそうです。
みそばっけ(岩手県)
「ばっけ」とはふきのとうのこと。
ふきのとうをゆでて細かく刻み、味噌、みりん、砂糖を加えて炒めたもの。
ご飯にのせたり、おむすびの具にしたり、薬味にもするんですが、そのままで酒の肴にする
のもいいようです。
「みそばっけもち」というのもあり、こちらは「ばっけ」と地場産のくるみを砕いたものに小麦粉、砂糖、水を加えてもちほどの硬さになるまで練ったものを焼いたものとなっています。
こちらはおやつや、やっぱり酒の肴になっているようです。
祭りずし(岡山県)
春を告げる魚の代表格である鰆を使い、またこれを欠かすことができないのが、岡山県の「祭りずし」です。
はれの行事の席に、季節の海鮮や山菜をふんだんに使ったばら寿司を振舞います。
ちょっとしたアイディアとして、ご近所に配る際にはお重に詰めるのですが、
先に具をお重の下に敷き詰めてからご飯を詰めることで、食べるためにひっくり返すと
綺麗に魚や山菜が表れるようにしているそうです。
深川めし(東京都)
2月~4月が旬のおいしいあさりや他の貝類。ねぎなどの野菜を味噌味で煮込んだ汁物を使った炊き込みタイプ、ご飯にかける汁かけタイプがあります。
あさり飯と呼ぶこともあります。
アサリを使うようになったのは明治・大正頃でそれ以前は江戸の深川近辺で大量にとれた
バカガイ(アオヤギ)を用いていたそうです。
昔、海に面していた深川は猟師町で、漁に出る前や船上で簡単に食べられるものとして
生まれました。

いかがでしたでしょうか。
中には手軽にできる郷土料理がありますので、作って食べてみませんか?
そういいながらも私は、ほぼ食べること専門ですが(笑)
暖かくなったり寒くなったりで、気温変化が激しく、体調不良を起こしやすい季節ですが、
気をつけていきましょう。

最後に
先日の休日、久しぶりに映画を観に行ってきました。もちろん一人で。
下の三作です(趣味丸出しで申し訳ないですが)。
どれも面白かったですが、やはり、ソードアート・オンラインは別格でした。
上映期間中にもう1度は観ておきたいと思っています。
エンディングにアニメの続編の匂いが漂う言葉があったりもしたので、
アニメ第3期が待ち遠しい・・・。
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私はこれらでしたが、まだ他にも面白い映画はやっていると思いますので、
皆さんは友人や家族と観に行って楽しんでみてはいかがでしょうか?

山菜で春の訪れを感じませんか?

ありがとうございます。福井です。
厳しい寒さが続いた冬が終わりに近づいてきましたね。私たちの研修期間もあとわずかとなりました。本配属がどこになるか気になるところですが、まずは残りの日々を大切に過ごしたいと思います!

さて今回は、春の食材「山菜についてお話したいと思います。山菜といえばフキノトウやゼンマイ、ワラビなどが有名ですが、この他にもタラの芽やウド、コシアブラなどたくさんの種類があります。今回はその一部を紹介します!

フキノトウ
雪が解けると一斉に芽を出すことから「春の使者」と呼ばれるほど、春を代表する食材です。フキノトウ独特の香りはフキノリドという成分で、胃腸の調子を整えて消化を促してくれます。食物繊維も豊富なので便秘解消に効果的です!苦み成分のフキノール酸は血中ヒスタミンを減らし、花粉症や咳止めの効果があると言われています。植物性アルカロイドは腎臓のろ過機能を高めて体内の有害物質を排出してくれるので、デトックス効果が期待できます。ただ、この植物性アルカロイドは大量に摂取すると下痢などを起こすことがあるので、食べ過ぎには注意が必要です。

タラの芽
タラノキの新芽のことで、「山菜の王様」の別名を持ちます。カリウムが豊富で、その利尿作用によって体内の余分なナトリウムが尿とともに排泄されるので、高血圧の予防と改善に有効です。また、強い抗酸化作用を持つビタミンEが細胞の老化を予防し、カルシウムの吸収を助けるビタミンKが骨粗しょう症の予防をしてくれます。食物繊維も豊富なので、女性には嬉しいことばかりの食材ではないでしょうか。

つくし
土手や畑に生えているつくしですが、山菜に含まれるようです。つくしにはビタミンC、β-カロテン、マグネシウム、カルシウム、カリウム、葉酸などの栄養素が豊富に含まれており、漢方薬としても知られています。しかし、他の山菜と比べてつくしを食べることは少なくなってきているように思います。私も小さいころは摘んできたつくしを卵とじにしてもらって食べていましたが、最近は全く食べていません。売られていることがまずないうえに、袴を取ったり下準備も大変なので、なかなか難しいですよね。でも栄養価は高いので、もしつくしを見つけたら、頭が締まっていて袴と袴の間隔が短いものを摘んで、ぜひ食べてみてください!

ほんの一部だけ紹介しましたが、まだまだ沢山の山菜があります。これからの季節、山菜採りのツアーもあるようなので、運動も兼ねて参加してみるのもいいのではないでしょうか。ただ、山には毒を持つ植物も生えているので、むやみに採って食べるのだけはやめましょう。

最後に、同期と一緒に伊勢神宮となばなの里に行ってきました!イルミネーションがとてもきれいで、この写真は西坂さんが一眼レフで撮ってくれました。今度は花見など春らしいことを一緒に楽しみたいと思います!みなさんもレジャーの季節を楽しんでくださいね!IMG_4809

惣菜管理士  福井里菜

鍋料理を食べて心も体もポカポカに

ありがとうございます。西坂です。

毎日寒くなりました。最近は朝、出勤時に車のフロントガラスが凍るようになりました。私は何年振りかに風邪をひいてしまいました…
みなさんも風邪やインフルエンザには気を付けてくださいね!

寒い冬、日本の食事といえばやはり鍋ですよね!!!!
今回は日本全国の鍋料理を紹介します☆
石狩鍋(北海道)
鮭をぶつ切りにし、野菜や豆腐と一緒に味噌や醤油のだし汁で煮たもの。

きりたんぽ鍋(秋田県)
「きりたんぽ」とはつぶしたうるち米のご飯をちくわのように杉の棒に巻きつけて焼き、棒から外して食べやすく切った食品。

しょっつる鍋(秋田県)
しょっつる鍋はハタハタやタラなどの魚をメインの具材にして、豆腐、長ネギなどの野菜と一緒に煮込む鍋料理。「しょっつる」とは秋田県名物の調味料でハタハタなどの小魚に塩や麹を加えて発酵させて作る魚醤。

ほうとう(山梨県)
小麦粉を練りざっくりと切った麺を野菜と共に味噌仕立ての汁で煮込んだ料理の一種。

静岡おでん(静岡県)
全国的に親しまれているおでんですが静岡おでんは毎日出汁を継ぎ足しながら煮込むため煮汁が真っ黒なのが特徴。イワシやサバ、アジなどの魚を骨ごと練りこんで作る「黒はんぺん」やカツオ節の削り粉と、青のりをふりかけて食べるのもポイントです。

はりはり鍋(大阪府)
鯨肉と水菜を用いた鍋料理の一種。一般的な鍋料理と違って水菜と鯨肉以外は何も入れない簡素な料理。「はりはり」とは水菜の「シャキシャキ」とした食感から来た表現。

もつ鍋(福岡県)
牛または豚のもつを主原料とする鍋料理。カツオや昆布の出汁に醤油や味噌で味付けし、下処理をしたもつと大量のニラ・キャベツともつの臭みを消すためのニンニクのほか好みで唐辛子を入れて煮込む。

最後に紹介したい鍋は各務原キムチ鍋です!!
私の住む各務原市には各務原キムチという商品があります。各務原キムチ鍋は以前B-1グランプリにも出場していました!今ではスーパーなどで各務原キムチ鍋の素が売っていたり、飲食店でも提供されているのでぜひ、食べてみてください。

今回は少ししか紹介できませんでしたが、日本には他にもたくさんの鍋があります!その場所に食べに行くのもいいし、家で真似して作ってみても楽しいですね♪

鍋はからだを温め、代謝があがり脂肪燃焼効果があります。また、肉・海産物・野菜など多くの食材を使うので一度に幅広い栄養分を摂取することができます。特に野菜は不足しがちな食品ですが、鍋ではかさが減り、生の状態よりたくさん食べることができます。

 


ちょうどこの前、同期と鍋を食べました。寒かったのでからだの中から温まりました。その時に撮った写真ですが、早く食べたがっていた同期が写ってしまいました(笑)
みなさんも大好きな人と鍋を食べて冬を乗り越えましょう!

 

 

 

からだの中から温まりましょう

ありがとうございます。西井です。

あけましておめでとうございます。
2017年新たな年を迎えることができました。
今年は酉年で年女となりますが、明るく元気に頑張りたいと思います。
本年もよろしくお願い致します。

今回はからだを温める食べ物を紹介したいと思います。

からだを温める食べ物といえば生姜ですね。
生姜にはショウガオールという成分が含まれており、血液の循環がスムーズにいくように働きかけ、身体を温める効果があります。さらに、脂肪や糖の代謝を促進し、新陳代謝を高める効果もあります。
また、免疫力を高めるジンゲロールという辛味成分が含まれており、殺菌作用、免疫細胞の活性化、冷え性改善の効果があるといわれています。風邪をひきやすい寒い時期には積極的に摂りたいものですね。ジンゲロールという成分は熱に弱いため、生姜に熱を加えず、食べる直前にすり下ろすことでより効果的に摂取できます。
甘酒や葛湯に生姜を加えることによってからだの中から温める効果があります。
海外でもイギリスのジンジャークッキーやインドのチャイなどがあります。

次に唐辛子です。
とうがらしにはカプサイシンという辛み成分が含まれており、刺激的な辛味が血管を拡張させ、血液の循環をよくし、からだを温める効果があります。

その他にも、れんこんや大根、ゴボウなどの根菜類が体を温める効果があるそうです。
地下に根をはる根菜類にはβカロチンが多く含まれます。
βカロチンは体内で3分の1がビタミンAなります。ビタミンAは体の粘膜を強め抵抗力をつけて風邪などを予防する効果があります。

ヒートテックやカイロなど外から防寒し、からだを温めるものもたくさん出回っておりますが、食べ物で体内から温めることは健康管理の上でもとても大切なものだと思います。
まだまだ寒い日が続きますが、寒さも食によって乗り越えられます。

 

さいごに我が家のお正月料理です。家族揃っての食事で新年を迎えられたことがありがたいです。
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これからが旬の寒ブリはいかが?

ありがとうございます。山です。

11月も半ばになり、寒くなってきましたね。皆さん、風邪などひいていませんか?
体調を崩しやすくなっていますので健康管理には気をつけてくださいね。

これから旬を迎えようとしているブリ。
程よく脂がのっていればお刺身で。照り焼きや煮つけなどもいいですよね。
さて、前回の私の担当回ではサンマについてお伝えしましたが、今回も同じく魚がらみでブリについてお伝えします。

ブリは地方で呼び名が異なる
ブリは成長するにつれて呼び名が変わる出世魚で、各地方で呼び名が異なります。
 関東 ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ
 関西 ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ
 東北 ツベ→イナダ→アオ→ブリ
 能登・富山 ツバイソ(こぞくら)→フクラギ→ガンド→ブリ
他にも山陰、四国、九州等でも異なる呼び名があるそうです。

寒ブリ
毎年11月月頃~翌年2月まで(産卵期前のもっとも脂がのって身が引き締まっている時期)の冬の時期に漁獲されるブリのことです。
名産地は主に氷見・能登・佐渡といった日本海側の北陸地方です。
北海道あたりでエサをたくさん食べたブリが産卵のために南下し、北陸に着く頃に脂ののりがちょうどよくなり、特に氷見で最高の具合になります。
ブリは天然と養殖がありますが、養殖は寒ブリではありません。

栄養が豊富でビタミンミネラルも豊富
青魚の中でも、特にDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)を多く含んでおり、心筋梗塞や糖尿病などの生活習慣病予防に良く、学習能力の向上も見込めるという栄養素です。
ビタミンミネラル(ビタミンA、ビタミンB郡、ビタミンD、ナイアシンなど)を多く含んでおり、美肌効果や貧血予防効果、カルシウムの吸収も促してくれます。
それだけではなく、ビタミンB郡が豊富ということで脂肪燃焼効果があります。
また、ブリは良質なたんぱく質が摂取できるので組み合わせ次第で、美髪効果が望めます。
美髪にはたんぱく質やミネラルが必要です。
たとえば、ひじき(海藻類)と一緒に食べるのがいいのではないでしょうか。
ひじき(海藻類)には髪の毛を作るために必要なミネラルがあるので、綺麗な髪が作られやすくなります。

いいこと尽くめのブリにも注意点
脂肪分が多いので、胃腸が弱い方がたくさん食べると発熱や嘔吐を催す可能性があります。生では危険性が多くなりますので、加熱して適量を食べることで負担を軽減するようにしましょう。
また、ブリにはブリ糸線状虫という寄生虫が混入していることがあります。
前回のサンマでお伝えしたアニサキスという寄生虫とは違い、この寄生虫は、食べてしまっても、害はないようです。ですが、やはり気持ちのいいものではありません。
見たら、取り除くようにしましょう。
特に夏場に多く見られ、冬場にも寄生していることはありますが、ほとんど見ることはありません。

さて今年は、脂がのった美味しいブリが食べられるんでしょうか?
石川出身の私としては能登産を食べたいところです。

最後に
私には妹がおりまして、私が愛知県に来る前(3月頃)には、
すでに妹のお腹は膨れてはいたんです(まさかの3人目)。
前回のブログを書いた少し後、実家に帰省したらすでに生まれていました(笑)
IMG_02153人目の甥っ子 稀三朗(きさぶろう)ちゃん
私も含め家族みんなサブちゃんと呼んでいます。
もう誰も、きさぶろうと呼んでないとは…(笑)、でも呼びやすいんですサブちゃんのほうが!
もっちり感というかなんというか、肌とかいいですよね。
抱っこしたりもしました。うーん、やっぱり子供はかわいいです。
このブログを書いた数日後に、友人の結婚のお祝いやらもろもろがあり、帰省する事になっているので顔を見てこようと思います。

これからの季節はやっぱり牡蠣!

ありがとうございます。福井です。
突然ですが、みなさんはどんな時に秋を感じますか?衣替えをした時、紅葉が始まった時など様々あると思いますが、私は金木犀の香りを感じた時です。通勤途中に金木犀の木があり、毎朝その香りに癒されていました!

さて今回は、これから旬を迎える牡蠣についてお話します。牡蠣といえば海のミルクと呼ばれていますが、その理由は、身がきれいな乳白色であることと「完全栄養食品」ともいわれる牛乳と同様に、栄養が豊富であるからです。では、牡蠣に含まれる栄養素にはどのような効果があるのでしょうか。

免疫力アップ

牡蠣は食品の中で最も多く亜鉛を含んでいます。亜鉛は体内の様々な酵素の構成成分で免疫力を高める働きがあります。不足すると、肌荒れや傷が治りにくくなるだけでなく、味覚障害といった深刻な症状が現れます。

肝臓機能の強化

肝臓の機能を高めるのがタウリンです。タウリンには、胆汁酸の分泌を促進させて血中コレステロールを低下させる作用や血圧を調整する作用があります。このタウリンも牡蠣が含有量1番です。

造血作用

牡蠣には鉄分が多く含まれており、中でも吸収率の高いヘム鉄が多いのが特徴です。さらに造血作用を助ける銅やビタミンA、B1、B2、B12、葉酸なども含まれているため、貧血の改善に効果的です。

疲労回復

牡蠣に含まれる糖質のうちの50%がグリコーゲンです。グリコーゲンは体内のエネルギーが不足すると分解されて、体に必要なエネルギーを補い、疲労回復に役立ちます。


こんなにも優れた食品である牡蠣ですが、食べるときには注意が必要です。それは、ノロウイルスに感染する危険性があるからです。ノロウイルスに感染すると、下痢や嘔吐、発熱などの症状が現れます。感染を予防するには、85度で1分間以上加熱することが推奨されており、市販の加熱用の牡蠣は決して生で食べないようにしましょう。

ノロウイルスによる食中毒は確かに怖いですが、正しく調理すれば問題ありません。旬の牡蠣は身がぷりぷりで栄養満点です。さらに、体を温めてくれるので、これからの寒い季節にピッタリです!

最後に
先日、西井さんが紹介していた「柿」を食べました。頂き物だったので産地は分かりませんが、富有柿で種がなくて食べやすかったです!やはり旬のものを食べるのはいいですね!秋といえば、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋など色々ありますが、私にとっては食欲の秋です。みなさんもそれぞれの秋を楽しんでくださいね!

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惣菜管理士 福井里菜

実はすごい!秋の食材「きのこ」

ありがとうございます。西坂です。
10月になりました!私も入社して半年がたったばかりですが、先日来年の新入社員の内定式に参加させていただきました。自分の内定式からもう1年が経ち、自分もあと半年で先輩になると実感しました。

前回の西井さんの投稿にもありましたが、実りの秋は美味しいものがたくさんありますね。
今回は秋の食材「まつたけ」にちなんできのこ類をテーマにお話します!

「香り松茸味しめじ」ということわざをご存知ですか?
松茸は香りが1番良く、しめじは味が1番良いという意味です。
きのこ類には松茸、しめじ以外にも椎茸、えのき、エリンギなどたくさんの種類がありますね!

私は椎茸が好きで、学生時代に自分の家で育てていました(笑)
栽培キットは2000円程度で、育てるのは毎日霧吹きで水を与えるだけなので簡単にできます。気になる方は是非やってみてください。

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さて、きのこ類にはどんな特徴があるでしょうか?   

1、食物繊維が多い

きのこ類は食物繊維が豊富で特に、不溶性食物繊維が多く含まれています。不溶性食物繊維とは 水に溶けにくい繊維質で、水分を保持し、便のかさを増やして排便を促す作用のほか、発がん性物質などの腸内の有害物質を体外へと排出させる働き持つとも言われています。

2、カロリーが低い

きのこ類はカロリーが低く、特にぶなしめじとまいたけは100gあたり20kcal以下です。かさ増しに利用したり、たくさん食べても太りにくいのでダイエットの強い味方ですね。

3、ビタミン・ミネラルが豊富

きのこ類はビタミンB群、ビタミンD、カリウムなど様々な栄養素を多く含んでいます。美肌効果カルシウム吸収率アップ高血圧・むくみ予防につながります。また、ビタミンDは紫外線を浴びるとビタミンD量が増えるので干し椎茸を料理に活用していくのも良いでしょう。

 

他にもいろいろな特徴があるきのこ類ですが、その種類によっても効果は異なるのでたくさんの種類のきのこを食べて秋を感じつつ、健康になりましょう!

最後に
この前自宅で作ったミルフィーユカツです。お肉は豚のもも肉薄切りですが、えのきをたくさん巻きかさ増ししました。とても食べごたえがあり、家族にも好評でした。

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管理栄養士  西坂紗央里

 

 

実りの秋となりました。

ありがとうございます。西井です。

長く暑かった夏も秋へと移り変わろうとしていますが秋と言えば、いも、栗、柿、梨、葡萄などがあります。
その中で岐阜と言えばが有名ですね。
今回は柿についてお話いたします。

岐阜県では富有柿、干し柿にされる蜂屋柿などがよく知られています。
富有柿は岐阜県瑞穂市居倉が発祥とされている完全甘柿の一種です。柿の品種は全国各地でたくさんありますが、現在、富有柿は柿の中で最も多く生産されている品種となっているそうです。富有柿の特徴は比較的平たい形をしており、果肉が緻密でとろけるような甘味があり果汁が多いことです。富有柿の収穫期は10月下旬から12月中旬ごろに多く出回ります。

柿には大きく分けて、皮をむいてそのまま食べられる甘がきと干して干し柿にする渋柿があります。
渋柿はそのままでは食べられない柿であり、乾燥させることにより、渋みがなくなり、甘味が強く感じられるようになり、干し柿として食されます。

柿に含まれる渋みはシブオールというタンニンでポリフェノールの一種です。水溶性の為、口に入れると溶けだして渋く感じます。干すことによってタンニンが不溶性になるため、渋みが唾液に溶け出さず、渋く感じなくなります。もともと渋柿は甘柿よりも糖度が高く、干すことで水分が抜けてさらに糖度が高くなります。干し柿の甘みは砂糖の1.5倍、甘柿の4倍にもなります。干し柿の表面の白い粉は加糖やブドウ糖が結晶化し、表面に浮き出たもので、たくさんついているものほど甘いそうです。

栄養面で見てみると、生で食べる甘がきは体内のナトリウムを排泄する役割のあるカリウムを多く含みます。また、ビタミンC、ビタミンAを豊富に含み特にビタミンCは柿1個で一日の必要量をほぼまかなえるくらい含まれており、疲労回復、風邪予防、がん予防、老化防止に効果があります。
一方、干し柿は甘柿に比べてビタミンCは少ないですが代わりに糖分は4倍カロテンは3倍にもなります。食物繊維も多く含みます。甘柿は体を冷やしますが、干し柿は腸を丈夫にし、内臓を温めます。

100gあたり エネルギー 水分 たんぱく質 糖質 ビタミンA ビタミンC カリウム 食繊繊維
甘柿 60kcal 84g 0.4g 0.2g 420μg 70㎎ 170㎎ 1.6g
干し柿(生) 63kcal 82g

0.5g

0.1g

300μg 55㎎ 200㎎ 2.8g

気温差が大きく体調を崩しやすい今、ビタミンA,Cを豊富に含む旬を食べるといいですね!

また。柿は二日酔いに効果があるといわれています。これは、柿に含まれるビタミンCやタンニンが血液中のアルコール分を外へ排出する働きがあり、カタラーゼやペルオキシダーゼといった酵素がアルコールの酸化、分解を促進し血中アルコール濃度の上昇を防ぐからです。

最後に、
学生時代地産地消をテーマにしたコンクールに出した一品です。
岐阜県特産の里芋、岐阜県地鶏、しいたけを使いクリームコロッケにし、ソースを柿で作りました。
いずれ機会があれば詳しくご紹介しますね。
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惣菜管理士 西井史恵