春は出会いと別れの季節ですね。

ありがとうございます。山です。
春は出会いと別れの季節です。
私は、約1年間お世話になったトヨタ生協店からアピタ鈴鹿店に異動となり、
新天地での生活を送っています。
皆さんはいかがですか?

さて、今回ご紹介するのは、魚ではなくではありません。
魚を使用しているものもありますが(笑)
ご紹介するのは春の食材を使用した郷土料理です。
残念ながら私が出身の石川県の郷土料理はありませんが。

孟宗汁(山形県)
旬の孟宗筍、しいたけ、厚揚げ、豚肉に酒粕を使った味噌汁。
出来上がりを一度冷まして、食べる前に温めたほうが味が染み込んで美味しいそうです。
山形県の庄内地方ではゴールデンウィークに春祭りを行う集落が多いそうで、祭りのお膳に
必ずと言っていいほどつくのだとか。
たけのこの味噌煮(富山県)
若竹煮の味噌版。お酒と砂糖、味噌で煮詰め、昆布を入れてトロトロにしたもの。
水は一切使わないそうです。
かつて筍の産地・高岡市国泰寺で味噌煮が振舞われ、広まったとされています。
たかなめし(熊本県)
熊本県のお土産として有名な高菜漬けを使用して作ったご飯。
高菜は高菜でも、阿蘇地方でしか栽培されていない阿蘇高菜を使用するため、
阿蘇地域でよく見られます。
たかなめしや団子汁を豊肥線を訪れた鉄道大臣にもてなした際に、これを名物にしては
という進言を受けたのがきっかけとされています。
ぼっかけ汁(福井県)
ごぼう等の根菜に油揚げ、糸こんにゃくなどを加え、削り節の出しで煮込んだものをご飯に
「ぶっかけた」もの。「ぶっかけ」が「ぼっかけ」に変化して、現在の名称になったとか。
ごぼうの旬は11月~2月と4月~5月の2期があるため、地域によっては正月の三が日の夕食に出されたり、結婚式の最後に花嫁さんに食べてもらう風習が今も残ってるそうです。
みそばっけ(岩手県)
「ばっけ」とはふきのとうのこと。
ふきのとうをゆでて細かく刻み、味噌、みりん、砂糖を加えて炒めたもの。
ご飯にのせたり、おむすびの具にしたり、薬味にもするんですが、そのままで酒の肴にする
のもいいようです。
「みそばっけもち」というのもあり、こちらは「ばっけ」と地場産のくるみを砕いたものに小麦粉、砂糖、水を加えてもちほどの硬さになるまで練ったものを焼いたものとなっています。
こちらはおやつや、やっぱり酒の肴になっているようです。
祭りずし(岡山県)
春を告げる魚の代表格である鰆を使い、またこれを欠かすことができないのが、岡山県の「祭りずし」です。
はれの行事の席に、季節の海鮮や山菜をふんだんに使ったばら寿司を振舞います。
ちょっとしたアイディアとして、ご近所に配る際にはお重に詰めるのですが、
先に具をお重の下に敷き詰めてからご飯を詰めることで、食べるためにひっくり返すと
綺麗に魚や山菜が表れるようにしているそうです。
深川めし(東京都)
2月~4月が旬のおいしいあさりや他の貝類。ねぎなどの野菜を味噌味で煮込んだ汁物を使った炊き込みタイプ、ご飯にかける汁かけタイプがあります。
あさり飯と呼ぶこともあります。
アサリを使うようになったのは明治・大正頃でそれ以前は江戸の深川近辺で大量にとれた
バカガイ(アオヤギ)を用いていたそうです。
昔、海に面していた深川は猟師町で、漁に出る前や船上で簡単に食べられるものとして
生まれました。

いかがでしたでしょうか。
中には手軽にできる郷土料理がありますので、作って食べてみませんか?
そういいながらも私は、ほぼ食べること専門ですが(笑)
暖かくなったり寒くなったりで、気温変化が激しく、体調不良を起こしやすい季節ですが、
気をつけていきましょう。

最後に
先日の休日、久しぶりに映画を観に行ってきました。もちろん一人で。
下の三作です(趣味丸出しで申し訳ないですが)。
どれも面白かったですが、やはり、ソードアート・オンラインは別格でした。
上映期間中にもう1度は観ておきたいと思っています。
エンディングにアニメの続編の匂いが漂う言葉があったりもしたので、
アニメ第3期が待ち遠しい・・・。
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私はこれらでしたが、まだ他にも面白い映画はやっていると思いますので、
皆さんは友人や家族と観に行って楽しんでみてはいかがでしょうか?

これからが旬の寒ブリはいかが?

ありがとうございます。山です。

11月も半ばになり、寒くなってきましたね。皆さん、風邪などひいていませんか?
体調を崩しやすくなっていますので健康管理には気をつけてくださいね。

これから旬を迎えようとしているブリ。
程よく脂がのっていればお刺身で。照り焼きや煮つけなどもいいですよね。
さて、前回の私の担当回ではサンマについてお伝えしましたが、今回も同じく魚がらみでブリについてお伝えします。

ブリは地方で呼び名が異なる
ブリは成長するにつれて呼び名が変わる出世魚で、各地方で呼び名が異なります。
 関東 ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ
 関西 ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ
 東北 ツベ→イナダ→アオ→ブリ
 能登・富山 ツバイソ(こぞくら)→フクラギ→ガンド→ブリ
他にも山陰、四国、九州等でも異なる呼び名があるそうです。

寒ブリ
毎年11月月頃~翌年2月まで(産卵期前のもっとも脂がのって身が引き締まっている時期)の冬の時期に漁獲されるブリのことです。
名産地は主に氷見・能登・佐渡といった日本海側の北陸地方です。
北海道あたりでエサをたくさん食べたブリが産卵のために南下し、北陸に着く頃に脂ののりがちょうどよくなり、特に氷見で最高の具合になります。
ブリは天然と養殖がありますが、養殖は寒ブリではありません。

栄養が豊富でビタミンミネラルも豊富
青魚の中でも、特にDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)を多く含んでおり、心筋梗塞や糖尿病などの生活習慣病予防に良く、学習能力の向上も見込めるという栄養素です。
ビタミンミネラル(ビタミンA、ビタミンB郡、ビタミンD、ナイアシンなど)を多く含んでおり、美肌効果や貧血予防効果、カルシウムの吸収も促してくれます。
それだけではなく、ビタミンB郡が豊富ということで脂肪燃焼効果があります。
また、ブリは良質なたんぱく質が摂取できるので組み合わせ次第で、美髪効果が望めます。
美髪にはたんぱく質やミネラルが必要です。
たとえば、ひじき(海藻類)と一緒に食べるのがいいのではないでしょうか。
ひじき(海藻類)には髪の毛を作るために必要なミネラルがあるので、綺麗な髪が作られやすくなります。

いいこと尽くめのブリにも注意点
脂肪分が多いので、胃腸が弱い方がたくさん食べると発熱や嘔吐を催す可能性があります。生では危険性が多くなりますので、加熱して適量を食べることで負担を軽減するようにしましょう。
また、ブリにはブリ糸線状虫という寄生虫が混入していることがあります。
前回のサンマでお伝えしたアニサキスという寄生虫とは違い、この寄生虫は、食べてしまっても、害はないようです。ですが、やはり気持ちのいいものではありません。
見たら、取り除くようにしましょう。
特に夏場に多く見られ、冬場にも寄生していることはありますが、ほとんど見ることはありません。

さて今年は、脂がのった美味しいブリが食べられるんでしょうか?
石川出身の私としては能登産を食べたいところです。

最後に
私には妹がおりまして、私が愛知県に来る前(3月頃)には、
すでに妹のお腹は膨れてはいたんです(まさかの3人目)。
前回のブログを書いた少し後、実家に帰省したらすでに生まれていました(笑)
IMG_02153人目の甥っ子 稀三朗(きさぶろう)ちゃん
私も含め家族みんなサブちゃんと呼んでいます。
もう誰も、きさぶろうと呼んでないとは…(笑)、でも呼びやすいんですサブちゃんのほうが!
もっちり感というかなんというか、肌とかいいですよね。
抱っこしたりもしました。うーん、やっぱり子供はかわいいです。
このブログを書いた数日後に、友人の結婚のお祝いやらもろもろがあり、帰省する事になっているので顔を見てこようと思います。

9月になりました

ありがとうございます。山です。

8月も終わり、9月になりました。
暑い日はまだ少し続くと思いますが、がんばっていきましょう。

今回は秋の食材、そしてまさに今が旬のサンマについてお伝えします。

サンマは漢字で書くと秋刀魚になりますが、このような書き方になったのは大正時代からで、それ以前は「佐伊羅魚(さいら)」、「青串魚(さんま)」という記述が見られており、他にも「狭真魚(サマナ)」というものがあったりも。
現在の秋刀魚の表記は「秋に獲れる刀のような形をした魚」という意味を表していると考えられています。
スマホ用ゲームの某引っ張りハンティングゲームだと「秋刀竜」なんて書いてたりも(笑)

秋刀魚の名の由来は3通り考えられています。
1.サンマの学名はサイラ(saira)といい、これからきた説。
2.サマナ、サワンマからサンマになった説。
3.サンマの「サン」はたくさんの“サン”、「マ」はうまいの“マ”で、
 サンマとは「たくさんの旨い魚」を表わした、という説。
3つ目なんて面白いですよね。これほどサンマは愛されているということなのでしょうか。

新鮮な生サンマを選ぶときのコツ。
1.下顎の先端が黄色になっているもの。
2.目に濁りがなく、透き通っているもの。
3.尻尾を持ってもピンと立っているもの。
4.丸々と太っており、腹が硬いもの。
この4つが新鮮な美味しい生サンマを選ぶときのコツといわれています。
漫画「食戟のソーマ」でも取り扱われている食材ですし、参考にしてみるといいですよ。

サンマって塩焼きも美味しいし、刺身も最高!です。
ただし、自分で調理をして刺身にするときには注意してください。
アニサキスという寄生虫が潜んでおり、食中毒を引き起こすことがあります。
サンマを含むアニサキスによる食中毒は増加傾向にあり、平成25年には全国で88件発生し、食中毒発生原因の第3位にもなっています。
予防としては、新鮮なものを選び、早期に内臓を除去することです。
また、アニサキスは十分な加熱、冷凍をすることで死滅します。

サンマの驚くべき栄養素と効果
サンマ100gあたりの栄養価は

たんぱく質 18.5g ビタミンE 1.3mg
ビタミンA 13μg ビタミンB2 0.26mg
ビタミンD 19μg カルシウム 60mg

となっており、栄養たっぷりです。
他にも不飽和脂肪酸(EPA)で、血液をサラサラにする効果や必須脂肪酸の一種であるドコサヘキサエン酸(DHA)で脳細胞活性効果もあります。
うれしいことばかりの旬のサンマをぜひ食べましょう。

なお、11月ごろから生サンマと解凍サンマが並べられます。
解凍サンマは9月頃の脂がのったものが冷凍され、それを解凍してますので調理方法にもよりますが、生サンマよりも解凍サンマのほうが美味しい場合もあります。

最後に
私は石川県出身で今年3月中頃より愛知県に移ってきました。
そろそろ半年が経とうとしているのですが、3月中頃は体重が80キロ近くあったのですが、食生活等の変化によって、先月の健康診断の結果、65キロほどまで減りました。
身長のことを考えると少しばかり落としすぎたかなという感じですがキープできるようにがんばります。

惣菜管理士 山 祐介