久しぶりの投稿になります、社長室の安田です。 学生の皆さんにとっては、いよいよ本格的な就職活動が始まりましたね。 今年も当社では、加納が中心となって学生の皆様とコンタクトを取っていることと思います。ブログの方も私はすっかり出番が無くなってしまいました。
さて、お惣菜業の当社ですが、実はIT活用に関しても結構いろいろと取り組んでいるんですよ。今日からはそんなお話を少ししていきましょう・・・ちょっと専門用語も飛び交いますが。
きょうび、どこの会社でもPC利用は当たり前ですが、サーバーの利用に関しては当社は少し異色かもしれません。
実は社内業務で、Windowsサーバーの他にLinuxサーバーが何台も稼動しているんです。Linuxと言うのは、WindowsでもMacでもなく、知る人ぞ知る世界的にもよく知られた無償のOS(基本ソフト)のことなんです。その中でもCentOSと呼ばれる、サーバー用としては信頼性が高いものを当社では使っています。
※この外部公開用のサイトも多分Linuxを使っていると思いますが、ここは当社は関与してません。あくまでも社内のネットワークで動かすサーバーのお話です。
で、これらのLinuxサーバー、その使い道はと言うと、
ApacheのHTTP と MySQL
社内情報共有のために、apache(アパッチ)と呼ばれるWebサーバーと、MySQLというデータベースを連携させて様々なシステムを実現しています。もちろん、つなげるにはプログラムが必要になってきますので、PHPという、割とオーソドックスなプログラミング言語を使っています。
もっとも販売管理や生産管理といった基幹業務ではなく、さまざまな台帳や管理表など、どちらかと言うと社内情報を整理したり報告したりするための用途が中心になりますから、プログラムと言ってもそんな大そうなものではありませんけど。
Samba
今では、NASと呼ばれるネットワークファイルサーバーが安く手に入るようになりました。それでも、NASに比べて権限設定やバックアップの方法、メーカーにとらわれない汎用性が魅力な点から、ファイルサーバーは順次、Samba(サンバ)と呼ばれるサーバーアプリケーションに移行していきたいと考えています。NASも実は裏でSambaが動作しているんですよね。
OSのLinuxをはじめとして、みんなOpen Sourceと呼ばれるプログラムコードが公開されているソフトばかりです。これらは無償で使用することができる(いろいろ条件はありますが)のが魅力なんですが、導入するには技術的に敷居が高い、と言われています。また、殆どのシステム屋さんでは取り扱っていませんので、世間ではあまり知られていません。こういった理由から、企業での導入事例はそれほど多くないようです。
当社では、短時間で柔軟に(もちろん低コストで)業務改善のためのシステムが組める、という点に注目し、技術レベルが低いため悪戦苦闘しながらもオープンソースの活用に努力しています。ですから、こういった分野に関心の高い学生の方が当社の門を叩いてもらえると、とってもうれしいですし、今後さらに活用用途の可能性が広がるような気がします。
おっと、長くなってしまいました。次回は、上記以外のオープンソースの活用事例をご紹介しましょう。関心のある方、お楽しみに!!